タクティシャンの皆さん、調子はいかがですか?
前回のパッチの目玉はヒーローオーグメントのリロール回数増加でしたが、それに伴いヒーローオーグメントのバランス微調整の重要性も大きく上がりました。というわけで、今パッチでも30以上のヒーローオーグメントに対して細かなチューニングを実施しています。基本的には「楽しくて実用的」であることを目指しましたが、やや強力すぎたものについてはゲームバランスの観点からナーフを加えています。
そして今パッチでは新たなカスタマイズアイテムも登場。ちびアーリ、そしてプリティーな魔法系高校生の姿、「ちびスターガーディアン アーリ」がTFTデビューを果たします。2種類のアーリ、そしてスターガーディアンテーマのフューリーホーン&ハッシュテイルをお見逃しなく。
それではいつも通り最初にカスタマイズアイテムをチェックして、その後バランス調整を見ていきましょう!
スターガーディアンのアーリとちびアーリが顔を合わせたら、やっぱり2人は互いに魅了し合い続けちゃうんですかね?ちびスターガーディアン アーリには、専用のスターガーディアンフィニッシャーが付属。これはもはやフィニッシャーというよりも圧倒的な光の洪水で、相手は鮮やかな最期の景色を見ることになるでしょう。ちびスターガーディアン アーリは「アーリの豪華なジュエリー」のレアドロップとしてのみ入手可能です。
本人にとっては幸運のチャーム、敵にとっては不運の象徴…それこそがアーリの尻尾。パッチ13.6以後は入手不可になるちびスターガーディアンアーリと異なり、ちびアーリはその後も入手可能です。
怒っていても可愛いコたち。星を追う者フューリーホーン(エピック)、燃える星フューリーホーン(エピック)、悲運の星フューリーホーン(エピック)、夜明けの星フューリーホーン(エピック)、スターネメシス フューリーホーン(エピック)は本パッチより925 RPで直接購入可能です。
狐火ハッシュテイルとちびアーリが出会った瞬間から、「どちらがこのファッションのオリジナルか?」という論争がコンバージェンス中で巻き起こっています。狐火ハッシュテイルおよび以下の各バリエーションは925 RP(エピック)で購入可能です:スターダスト ハッシュテイル(エピック)、雲をつかむ者ハッシュテイル(エピック)、かわいい守護者ハッシュテイル(エピック)、スターネメシス ハッシュテイル(エピック)
プレイヤーダメージは、ステージ3以降での最小ダメージ値を「モンスターアタック!」のリリース時に上昇させていますが、今パッチでは本当に大負けした場合の生存率を多少改善する調整を実施しました。
素材アイテムの金床で提示される選択肢の数を、従来の3種類からひとつ増やしました。これでチーム構成との相性が悪いアイテム「だけ」を引くことはなくなるでしょう。ひとつ増えるだけというと小さな変更に聞こえますが、アイテム選択肢が防御系のみ/魔法ダメージのみ/物理ダメージのみには絶対に偏らなくなるということなので、その影響力はかなり大きなものになるでしょう。「必ず使い道のあるアイテムを引ける」ようにする変更とも言えるかもしれません。
ラウンドの最後にミニオンがゴールドを落とした場合、チャンピオンやXPの購入をする時間がほぼない場合があります。本来この時間は序盤戦の戦略を組むためのものであり、反射神経や操作精度が求められる道理はありません。
ちびスターガーディアン アーリのファン層くらい大きな、大きな変更です。
A.D.M.I.N.(4)はゴールド出現系効果を除けばほぼ全面的に不遇状態にありました。そこでA.D.M.I.N.(4)に新効果を追加し、特性を大幅にバフしています。しかし、好条件下ではかなりの活躍が見込まれる内容のため、併せて多数の効果に予防的ナーフも実施しています。今回の変更は悪くても「現状維持」、想定通り機能すれば「大幅なバフ」となるでしょう。
ガジェッティーンたちは「ばね仕掛けのラピッド ファイアキャノン」を作るためのばねを切らしてしまった様子。とはいえ彼らにとって攻撃速度はそれほど有益なステータスではなかったので、逆に良かったのかもしれません。新たに組み上げられた「ガジェッティーンの巨人の誓い」はもっと使いやすいガジェットになっているようなので、今後はよく見かけることになりそうですね。
パッチ13.3の期間中には有効なチーム構成が多数生まれましたが、メタは基本的に終盤戦の物理攻撃系キャリーによって形成されていました。今回のショアショットへのナーフは、終盤戦の魔力系構成にもスポットライトを当てるためのものです。
現在ガングプランクは一定の強さを示せているため、スキル効果のうちで何の役目も果たしていない要素を削除しました。ツールチップをややこしくしているだけでしたからね。
マルファイトとフィオラはどちらも「ヒーローオーグメントですら足りない」レベルに弱い状態でした。このため今回は両者に全体的なバフを実施していますが、それでも振るわないようであればヒーローオーグメントのリワークにも着手していきます。
ジャックスのスキルに正しく増加魔力が反映されていなかったバグを修正。これが結果的に大幅なバフとなりました。そこで彼が以前の一騎当千メカに戻らないよう、予防的なナーフを併せて実施しています。
カイ=サは安定して狙えるリロール構成の主役として活躍し、終盤戦においても★3完成時の大幅なステータス上昇を活かしてキャリーしていました。今回は攻撃速度の上昇量を均すことで終盤戦のキャリー性能上限を下げつつ、序盤戦★1時点での強さを高めています。
ルブランのバフはアイテム無しの基本ダメージとしては微々たるものですが、刻印は1発ごとに魔力が反映されるため、魔力を高めればかなりの火力上昇となるでしょう。ムダニデカイロッドを1本、2本と装備させていけば、火力がまるで出ない!ということもなくなるはずです。
今日の天気は…全域的に流星雨!
ペング市長の承認も下りたので、ベル=ヴェスを除く4コストユニットたちに底上げとなるバフを実施します。
レーザーコープとデュエリストはどちらも対戦相手に一足早く盤面を固めてラウンド勝利を重ねていくタイプの構成で、終盤戦では勝ちきれないところがあります。今回のゼドへのバフは、彼が終盤戦におけるチーム構成の要となることを狙ったものです。
確かにアフェリオスは哀愁を帯びた青年としてデザインされたチャンピオンですが、だからって常時ブルー(青)というのはダメですよね。というわけで今回はインファーナム(青)にナーフを実施しつつ、その他の2種にはバフを加えました。これで3種の武器が等しく有効な選択肢となることを願っています。
あんなにキュートなカニゴットがあんなに強いのってやっぱりおかしいですよね。範囲CCをばらまき、味方の被ダメージを大幅に抑えるという役割を果たした上で最大体力割合ダメージまであるなんて!カニなのに前後左右に死角がなさすぎます。そこで今回はやや耐久性を下げ、前線に近づくリスクを高めました。
ヘクステック ガンブレードはあらゆるキャリーと相性が良く、序盤に作っても腐らない定番アイテムになっていました。特にヘクステック ガンブレードの場合は装備者だけでなく最も体力割合の低い味方も回復させるため、実質的にオムニヴァンプ率の2倍の性能を発揮する効率の良すぎるアイテムになっていました。
クイックシルバーの強さはセットのCC(行動妨害)要素の量に大きく左右されますが、今セットはセジュアニ、ラマス、アーゴットなどがいるものの過去セットと比べればCCはやや少なめです。
前回のパッチでヒーローオーグメントのリロールを4回に増やしましたが、この判断の背景には「TFTをカジュアル層/上位層の両方が楽しめるものにする」ことを目指す理由が実にたくさんありました(これ以上考えさせ続けたらMortの頭脳がパンクしそうなくらいでした)。そして前回のパッチノートで「ヒーローオーグメント選択に際してのプレイヤー自主性向上のため、ゲームの持つ変動性を狭めることにした」と書きましたが、これはつまりヒーローオーグメントのバランス調整がより一層重要になった、ということでもあります。今パッチで30を超えるヒーローオーグメントに大型変更を加えたのもそのためです。各変更を決定する際には十分な強さとゲームプレイの楽しさを両立させることを意識してバフを加えています。
ガジェッティーンはパッチ13.3の変更以来、ティーンエージャーらしい人数規模の特性としてプレイされるようになりました。そこで今回はガジェッティーンの特性人数増加系オーグメントに調整を加え、よりすくすくと成長していけるようにしています。
レーザーコープは今セットで最も特性ティアの高さが重要な特性で、ティアが1つ上がるごとに戦力が跳ね上がります。このためレーザーコープの特性人数増加系オーグメントは各ティアに到達した場合の影響度にふさわしい扱いをする必要があるでしょう。というわけで「レーザーコープの心」をゴールドティアに変更し、さらに「レーザーコープのクレスト」を削除しました。
「ファッションリーダーなら、ちびスターガーディアンアーリは手に入れないとだめだろう?」と囁いてくる心の声くらい小さな、小さな変更です。
ちょっとだけ威力が落ちました。
ヒーローオーグメントであって、ヒーロー"ズ"ではないんです。
本パッチの公開に合わせ、iOS 12のサポートは終了しました。古いモバイルOSバージョンの対応難易度は時間が経つにつれて大きく上がるため、今後もTFT モバイルを快適にプレイしていただくため、OSバージョンの必要要件は時折上げる必要が生じるでしょう。