ベル=ヴェスが平手打ちで戦う理由

ベル=ヴェスの開発者たちとの質疑応答

ルーンテラそのものをペロリと平らげてしまうベル=ヴェス。彼女への期待が高まっています。これまで見かけたプレイヤーからの質問に答えて、「ヴォイドの女帝」のリリースをお祝いしたいと思います!




ベル=ヴェスが通常攻撃を基本とするチャンピオンになったのはなぜですか?

ベル=ヴェスの本質は、人を欺くことです。彼女は一見、優雅な魔法使いに見えるかもしれません。しかし、偽りの姿の下に隠しているのは、戦いで前線を務める人間を(通常攻撃で)引き裂き、相手の精髄を呑み込んでしまう、何よりも強力なヴォイドの怪物としての真の姿です。

Riot August、チャンピオン デザイン リード

ベル=ヴェスについては、幅広く魅力をアピールしつつも、独自性の高いチャンピオンを作りたいという目標のもとに開発を行いました。ヴォイドからやってきたアサシンにすることも考えたのですが、そこはすでにカ=ジックスの立ち位置としておなじみになっています。メイジにすることも検討しましたが、そうすると、ジャングル愛好者にとってはニッチすぎるチャンピオンになってしまうでしょう。最終的に、2つの目標に合致するのはスカーミッシャーだろうと結論を出しました。

同時期に、一部の開発者が「無限に成長する攻撃速度を持つチャンピオン」というアイデアをテストしていました。このコンセプトを見て、「ベル=ヴェスのテーマにとてもよく合っている!」とチームは大喜びだったので、スキルキットに実装することにしました(当時、彼女のアートはまだごく初期の準備段階でした)。

Ryan “Reav3” Mireles、リード ゲームプレイ プロデューサー


どうしてベル=ヴェスのチャンピオンアイコンは「人間の」顔の部分で、「真の」顔ではないんでしょうか?

チャンピオンのアイコンは表示が小さくても、試合中に判別しやすいものである必要があります。アンコウのようなデザインコンセプトを表現するために、スプラッシュアートではベル=ヴェスの"真の"顔は隠されています。スプラッシュアートからアイコンを作る時、彼女の"真の"顔はゲームプレイ上のわかりやすさで問題になるという結論に達したので、ゲーム内のアイコンとしては"偽りの"顔を使うことになりました。

Riot August、チャンピオン デザイン リード


ベル=ヴェスが無限に増加する攻撃速度と確定ダメージの両方を持っているのはなぜ?

多くのヴォイドと同様に、ベル=ヴェスは攻撃速度を無限に増加させることで、すべてを食べ尽くします…最終的には。

攻撃時の確定ダメージ増加は、成長するスカーミッシャーの長所と短所を強調することにもなります。彼女のダメージは、硬い相手に対して非常に大きく増加していきますが、戦闘が始まったばかりのタイミングでは効果が小さいので、相手1体をバーストダメージでキルするのは不得意です。攻撃速度が増加すれば、このダメージ増加ペースも速くなり、重要なのは彼女の序盤のファーム速度になります(となれば、相手チームにとってはファーム妨害が重要です)。

Bryan “Riot Axes” Salvatore、リード ゲームプレイ デザイナー


マンタのようなチャンピオンを作るというのはどういう感じでしたか?マンタって平手でペシペシ叩いてくる?

ベル=ヴェスは開発の出発点からずっとマンタのような姿をしていて、アニメーションには独特の困難が生じることもありました。帝王らしく見え、かつ怪物でもある…この両方を満たす必要があったからです。彼女は空中を飛びますが、まるで泳いでいるかのように動く必要もありました。優雅な基本形態と、恐ろしい怪物形態の落差も、彼女の重要なテーマですので、表現を工夫するのはとても楽しい作業でした。面白かったのは、彼女の偽りの頭を動かさないように、これまで蓄積した経験を無視する必要すらあったということです。その頭は"真の"彼女の頭ではありませんから。

Riot nickstravaganza、アニメーション アーティスト

ベル=ヴェスの制作はさまざまな理由から困難で興味深いものでしたが、特に難しかったのは通常攻撃時モーションです。制作が始まるとすぐに、近接攻撃キャラクターとしてのマンタが、どのようなモーションを取るかをたくさんテストしました(免責事項:この過程においてマンタを傷つけるようなことはしていません)。尻尾や鋭利なヒレ、翼を使ったモーションをいくつか作ってみてから、攻撃速度の段階によって別々のモーションを使うことに決めました。攻撃速度が低い時は、翼で斬りつけることにしました(そう、ビンタじゃありません)。攻撃速度が上がってくると相手を刺すようになり、非常に高い攻撃速度に到達すると特殊なモーション、真の姿での素早い連続刺突になります!

Alex "GambitxX13" Ferreira Simoes、アニメーション アーティスト


マンタについてどう思いますか?

ライアットに所属する(おそらく唯一の)海洋学者として、マンタはとってもカッコいいと思います。海洋学者でない人はマンタをエイと混同しがちですが、マンタには毒針がないので、とても素敵です。ベル=ヴェスも同じだとは思っていませんが。

マンタには牙や毒針はありません。とても優雅な姿で水中を羽ばたくように泳ぎ、小魚やオキアミ類を吸い込んで食べます。ハワイやコスタリカのような、野生の環境でマンタを見たことがありますが、美しい生き物です。この点については、ベル=ヴェスも同じでしょう。

プロからのアドバイス:砂浜を歩く時は、すり足で歩くとエイの毒針に刺されることを防げます。両足を上下させて歩いてしまうと、砂の中に潜んでいるエイを踏みつけて刺される可能性があります。

Greg “Ghostcrawler” Street、ライアット(唯一?)所属の海洋学者


皆さんも、ヴォイドのマンタにワクワクできる部分を見つけられましたか?恐れ知らずに挑んでくる相手を、平手打ちでピシャリと黙らせたくはないですか?ベル=ヴェスと彼女が統べるヴォイドレモラの群れは、6月10日にサモナーズリフトに登場予定です!