「ルーンテラ リフォージ」リリース後の初パッチにようこそ!
今回はボリューム満点です!重要ポイントをまとめると、シュリーマのリワーク、大活躍中の召喚ユニット(バロンとT-Hex)のナーフ、一部チャンピオンへのバフ、そしてオーグメント全体へのバランス調整、という感じでしょうか。セット名の通り、色んなものがリフォージ(鍛造して作り直す)されたパッチですね。なお、パッチ13.13の期間は合計3週間を予定しています。TFT史上屈指の充実度を誇るセットをリリースした開発チームの再充電期間となります。ですのでご理解のほど、どうぞよろしくお願いします!
ライアットの全社的な夏季休暇も明け、次のフルパッチ(13.14)リリースまであと1週間となりました。このミッドパッチではメタをわずかに調整しつつ、影響力の大きなバグ2点に対する修正を実施しています。なお、より影響度の大きな変更は十分なテストを実施した上で来週のパッチ13.14で導入する予定であるため、本ミッドパッチでは意識的に軽度の調整に留めてあります。
どこからともなくゴールドを見つけてくるエズリアルは、その盤石すぎる安定感ゆえに一番人気のレジェンドになっていました。しかし地図も見ないであれほどのゴールドを見つけてくるのはいささかやり過ぎでした。なお、パッチ13.15で当該テキストを削除するまでの間、埋もれた宝物のツールチップには「0ゴールド」と表示されます。これはローカライゼーション対応が間に合わなくともバランス調整の実施を優先したいという開発チームの強い希望によるものです。
今パッチ中はいくつかの構成がメタ上位へと駆け上がりましたが、ここでは特に顕著だったラックスとカイ=サの2名に対処しています。カイ=サはチャレンジャー特性の攻撃速度とマナアイテムの組み合わせ(要するにショウジンの矛)でスキルを連打することができ、あまりにも高頻度でバーストダメージを叩き出していました。そこで今回は、スキル発動間隔を長くする調整を実施したわけですが、彼女はそれでも十分に活躍できるものと考えています──お気に入りのマナアイテム(要するにショウジンの矛)があればなおさらに。
一方のラックスは、複数個のゼファーで敵前衛を浮かせて後衛を即キルするネタ構成も出ていましたが、実際に猛威を振るっていたのは圧倒的な安定感を誇るネタ成分皆無の構成で、そうした構成ではサポートとキャリーを兼任していました。魔力系構成の天敵である魔法防御系タンクに対してはスキルの魔法防御低下効果でチームをサポートし、さらに自身は「キャリーとして見ても強すぎる火力」を発揮していたのです。
パッチ13.13初期のレジェンドメタを独占したレジェンド固有オーグメントを、バフ実施前の状態に戻しています。これらのオーグメントは、部分的にバフ直前の状態(パッチ13.12)よりもナーフされた状態になっていますが、これはバフ以前の時点でも、人気の低さとは裏腹に有効なオーグメントであったためです。
ドレイヴンの各種オーグメントは「ロビーでの採用プレイヤーが多いほど強力になる」ことが証明されました。早いタイミングでレベルを上げ、ユニットを重ねて★レベルを上げていくとチャンピオンプールが狭められ、さらに戦場の略奪の戦利品入手確率も上がっていくためです。結果、財政均衡とローリングデイズの組み合わせは★3のティア4チャンピオンの爆発的増加を招いていました。★3のティア4チャンピオンは非常に強力であり、あるべき完成難易度はもっと高いものです。
Worlds 2022王者DRXのMVPを祝福するちびがトレジャーレルムのスターコンテンツに登場!パッチ13.13期間のみの登場なのでお早めに!
ちび DRX エイトロックスは「ワールドエンダー」、すなわちWorlds 2022をエンドさせた者ですから、そのフィニッシャー(他のプレイヤーを脱落させた際に表示される特別なアニメーション)も当然圧倒的。太刀の強烈な一撃は凄まじい衝撃でその場にXの文字を作り出し、対戦相手に敗北の2文字を叩きつけます。
怒り!混沌!殲滅!でも、とっても小さい。ちびエイトロックスは1900 RPで直接購入可能で、固有ブーム「ダーキンブレード」も付属しています。
リリース前のPBEは最速でレベル9を目指して高額ユニットを投入するメタになっていたため、当時の開発チームはプレイスタイルの選択肢を広げるためにいくつかのシステム変更を実施していました。そしてXP/ゴールドの変更の効果もあり、リリースパッチは試合のペースやプレイスタイルの幅広さの面でひとまず良好な状態が作れたと考えています。一方で、セットに慣れようとしているプレイヤーにとって序盤のプレッシャーが大きくなっていた点は懸念材料であったため、今回のパッチではPBEで導入したプレイヤーダメージの変更を撤回することにしました。
このパッチで調整が入ったオーグメントの総数(100以上)くらい大きな、大きな変更です。
ライトシールド邸がゲームに与える影響力は地域ポータルの中でもトップクラスで、強力な「デマーシアの王冠」の存在は構成や配置を完全に塗り替えるものとなっています。その影響力はあまりに大きく、今やライトシールド邸独自のメタが確立されているほどです。たとえば、現在は「デマーシアの王冠」を後衛に装備させるのが主流となっていますが、これはチーム構成の要であるキャリーに大量の攻撃系ステータスと生存能力を同時に付与できることが理由になっています。そこで今回は、ステータス上昇速度を鈍化させつつ、最大体力が高いユニットへの恩恵を倍増させることで、近接系/遠距離系それぞれにとっての有用性を均しています。さあ、次からは皆でチョ=ガス王を守護りましょう!
チャレンジャーは(2)、(4)で補佐的に使う特性となっており、それ以上の活躍ができていません。そこで今回はチャレンジャー(6)に少しバフを加えました。これでより強力なプリズムティア(8)を目指すのも少し楽になるでしょう。
不遇なプリズムティアといえば…アイオニア(9)もそうでしょう。今はノクサス人ですら興味を示さない孤島のような存在になってしまっています。そこで今回は各チャンピオンに付与されるアイオニアボーナスを強化することにしました。一見すると些末なバフですが、昇華したアイオニアチャンピオンはボーナスが倍増するため、実はかなり大幅な強化です。
今セットでピルトーヴァーをナーフするたび、私はまるで身体の一部を失ったような感覚を覚えます。バランスチームにはそのように通達していますが、一方で私には、皆さんに変更内容をお知らせし、その経緯を説明するという職務があります。たとえそれが失望を生み出すものであっても。まず、T-Hexは「戦力の伸びしろ」が大きすぎて、終盤戦を単身キャリーできてしまっています。このため強化に欠かせない連敗数を比較的狙いやすい11~12連敗から高リスクな14連敗に変更し、さらに彼女を売却して(なんて酷い…)構成変更をする際のゴールド換金率も上昇させました。
シュリーマ帝国に再びの繁栄をもたらすリワークの到来!リリース前のPBEでは、シュリーマ(7)に2回目の超越をする効果がありましたが、これではシュリーマ(5)の効果を100%(即時超越の効果を加味すると100%以上)増加させることになっていました。結局この効果は正式リリース前に削除していましたが、今回はテキスト変更も可能なフルパッチなので改めて変更を実装しています。まずシュリーマ(7)には強化を実施。そして、シュリーマ(9)には2度目の超越という効果を新規追加し、発動難易度に見合った強さとクールさを実現。あわせて初回の超越で相手を一方的に圧倒することがないよう、超越の強化量を2回に分散させています。
体力の低下した相手に追加ダメージを与えるスレイヤーの特性効果をより頻繁に発動させるため、発動条件である「低体力」の境界値を75%に引き上げました。ぜひザクザク切り裂いてください。
ほとんど特性扱いされていないターゴン。ここでも特性名が太字表示されていませんね。そこで、今回は特性に大型バフを実施します。これでも機能しないようであれば更なる変更を検討する予定です。
ヴォイドは…子供を持つってこんな感じなのかなと思わせられます。優秀で手のかからないバロン、図工の時間に糊を食べて怒られてばかりのリフトヘラルド、どの子が自分のもとへ来るのかは分かりません。もちろん我々はどの子供にも健やかに育ってほしいと等しく願っているわけですが、これはヴォイドの召喚ユニットも同じこと。というわけで、活躍過剰気味の子には少しだけナーフを、リフトヘラルドには待望のバフを実施。シェリー、もう糊を食べちゃダメですよ!
ケイルのダメージに10%のバフ。「ティア1ながら、レベル6と9で実用的な終盤戦キャリーチャンピオンになれる」というゲームデザイン目標に近づける変更です。
現在のオリアナは生身の女性でないだけでなく、まともな★3チャンピオンでもありませんでした。そこで今回は、そのどちらか一方を変えることにしました。
アッシュには現在、アイテムを装備させる意義がありません。そこで今回のパッチでは彼女の伸びしろ(スケール性能)を強化し、攻撃力系アイテムが余った時の有効な選択肢を目指しています。もう冷たくしないでね!
スレイヤークレッドはすでに十分強力ですが、スレイヤーへのバフにより一層強力になることが予想されるため、★4での耐久力をナーフしました。これは現時点でも必要な措置ですが、予防的な施策でもあります。
イレリアは現在セトよりも優秀なタンクとなっています。これは特性とティアの両面から好ましくない状況です。そうなると「イレリアのナーフまだ?」というフレーズが頭をよぎりますが…最終的にナーフすることになりました。もちろんセトのアイオニアボーナス(増加体力)にもバフを実施していますよ。
まさかタリヤとティーモが良いコンビになるなんて誰が想像できたでしょう。でも私が知る限り、岩にキノコは生えないんですよね。というわけで今回は、やや過剰な強さを見せていた両名に中規模ナーフを実施しています。
エコーのタンク性能は想像以上に高く、どんな構成にも、どんなステージでも気軽に組み込める前衛ユニットとなっています。「最近エコーをよく見るなあ」と思ったあなたは、きっと『CONV/RGENCE』のやりすぎか、TFTのやりすぎのどちらかでしょう。というわけで今パッチでは、エコーが延々とタンクし続けられる状況を予防すべく回復量を低下させています。巻き戻しはトゲトゲキャタピラに飛び込んでしまった時のために温存しておきましょう。
ソナはヴェル=コズよりも火力に劣るはずのユニットですが、これまでは配置さえ良ければダメージで上回っていました。今回の変更は、復唱者としての火力の一部を、やや分かりにくかった攻撃速度バフに移動させるものとなっています。
タリックのマナに軽めのバフ。なお今回はターゴンにもバフが入っています。
グウェンのハサミは石どころか紙にも勝てない様子。現時点の活躍度はティア4チャンピオン最下位でしょう。これではいけない、というわけでハサミの安全装置を取っ払い、さらに駆け回り続けるための生存能力を授けました。
セジュアニとシェンの両名は★1~2で安定した活躍を見せているため、今回は★3にのみバフを実施しています。完成難易度とゴールド投資に見合う強さが必要ですからね。
凶悪キャリーとして名高いゼリ。サモナーズリフトだけでなくコンバージェンスでも猛威をふるい、タクティシャンたちを震え上がらせました。今回の大型ナーフでは彼女が後衛にダメージを叩き込む能力に焦点を当て、効果時間リセットを削除することで電撃が延々と続かないようにしています。
ベル=ヴェスの仕事はただひとつ、バロンを出現させること。ティア5チャンピオンが特性要員だなんて信じたくないですよね。そんなアナタに良いニュース!ついに今回は、ヴォイドの女帝に待望の──バロンのナーフを聞いた後ならなおさら待望の──バフが入りました。
本パッチでは合計100以上のオーグメントに調整を実施していますが、この項では、特に不遇な/活躍中のレジェンドオーグメントに対するバフ/ナーフを列挙します。レジェンドが出現させるオーグメントについては、全レジェンドの提示するプレイスタイルが有効な選択肢となるよう細心の注意を払っていきます。
一致団結で入手できる「ジークの使者」が理想アイテムだった時代がついに終わり、新たに「ランダムな同一素材アイテム2個で構成される完成アイテムに適応力を試される時代」が開幕!一致団結は一部の凶悪キャリー構成をさらに強化できる「理想アイテム」を安定的に入手する方法となっていました。今後は強力なアイテムが確定出現するわけではなくなるため、ジーク依存度の高い強力構成を無理強いするのはかなり難しくなるでしょう。
無限の大群が新登場!このオーグメントはセット屈指の実験的オーグメントであるものの、PBEテストで猛威を振るったためリリースパッチでは実装を見送っていたという経緯を持ちます。しかし、その後開発チームがシミュレーションを重ね(同オーグメントを用いた理想構成同士でテスト)、さらにバランス調整要素──具体的には最大体力低下と追加ゴールド──を追加することで、今回実装となりました。
それ以外のオーグメントに対する調整は、なにせ大量ですから、まず紅茶でも淹れてからじっくりと読んでみてください。
新しいセットの季節、それはコアアイテムのバランス調整の季節…。新チャンピオンたちにとってのアイテム有用性は、過去セットのチャンピオンとはいつだって違うものですから。
力の聖杯は防御性能を意識したアイテムに変化しているので、ご留意ください。具体的には、魔力上昇性能が部分的に魔法防御とマナに変更されています。ついに前衛チャンピオンたちも「魔法のアイスクリームコーン」を味わえる日が来たのかもしれません。
また本パッチでは、グインソー レイジブレードの性能下限と上限を縮めています。これは活用方法を広げつつ、「最後まで生存できないチャンピオンにとっては若干の強化、最後の一人になるキャリーチャンピオンにとっては若干の弱体化となる」ことを意図した変更です。
「ルーンテラ リフォージ」において、攻撃速度が特に強力なステータスであることは間違いありません。今パッチではジークの使者に調整を加え、「装備者の取り分」が多くなるように変更したため、ゼリ無双のような状況の発生頻度も低下するでしょう。たとえ、ゼリ以外のチャンピオンが台頭し、完成アイテム3個を積んでいたとしても(その点、ガレンもなかなか強力でしたね)。
上に同じ、というやつですね。コアアイテムに対する変更は通常、関連するレディアントアイテムにも波及します。「ルーンテラ リフォージ」がリリースされてから1パッチが経過したことで、レディアントとオーンアイテムの両方についてもバランス状況の精査が完了しています。
このパッチでは、レディアント版「ソラリのロケット」とターゴンのコンボをどうぞお見逃しなく。めったに揃うものではありませんが、揃えば強力です。
新サイズのアジールくらい小さな、小さな変更です。
紛れもない!これこそが美の砦(バスティオン)だ!
チャンピオンの存在感には、強さ以外に「大きさ」も大事です。