LoLシーズン2023へようこそ!
プレシーズンの変更内容について、しっかり把握できていますか?日本時間1月11日にLoLの新シーズンが開幕となり、ランク上位を目指す新たな挑戦が始まります!このパッチでは昇格戦が5試合から3試合に縮小されるなど、ランク戦にいくつか大幅な調整が加わっていますので、下記の「コンペティティブ」セクションで詳細をチェックしておきましょう。そのほかにも、プレシーズンのフォローアップ調整やジャックスの中規模アップデート、ミシックショップのローテーション、払い戻しトークンのシステム調整などが行われています。
2023年もLoLをどうぞよろしくお願いいたします。それでは、皆さんの健闘を祈ります!
パッチ13.1では、TFT新セット「モンスターアタック!」において初となるバランス調整が実施されます。また、TFT初の期間限定モードや「月の祭典」イベントが登場するなど、様々なアップデートが行われています。TFTのパッチノートはこちらからご覧ください!
中規模アップデート。全スキルに調整。
ジャックスの中規模アップデートは、これまでの中規模アップデートと比較すると少し小さ目になっています。全体として、彼のシンプルなゲームプレイとスキルセットは気に入っているものの、アルティメットスキルについては改善の余地があると感じていました。また、過去に見られた瞬間火力系の魔力ビルドを強化するため、魔力反映率に関連した変更を行っています。ただ、残念ながらジャックスは相変わらず、本物の武器を使う気はないようです……。
固有スキルのダメージが減少。RによるEの体力回復増加量が減少。Rの増加移動速度が減少。
ここ最近、エイトロックスはトップレーンに死兆をもたらしていました──トップにおける彼の圧倒的な存在感に対処するなら、プレシーズンを経て新シーズンが開幕する今こそが絶好のタイミングだと言えるでしょう。そこで今回、ほかのトップレーナーたちと足並みを揃えるため、このダーキンのダメージ量、体力回復量、移動速を低下させました。
基本体力が減少。レベルアップごとの物理防御が減少。Eの増加攻撃力が減少。
前回のパッチで変更が行われて以来、ドクター・ムンドはお好みの場所(トップやジャングル)を気ままに駆け回り、高いパフォーマンスを発揮しているようです。スケーリング型タンクという特徴を強化することには成功したので、そのパワーを巻き取ることにしました。……これで医療ミスの可能性も排除できるはずです。
固有スキルの攻撃力反映率が低下。Qの増加攻撃力反映率が低下。
耐久力とタンクアイテムのアップデート以降、フィオラはトップクラスの対タンクスカーミッシャーとして活躍を続けてきました。また、増加攻撃力と相性の良い彼女のスキルセットは、新しい「ラファナス ハイドラ」が登場したことであらゆる敵に対処可能となりました。このように、星の導きによってフィオラに有利な環境が整っていることを鑑みて、対タンク及び全般的なダメージの両方で、攻撃力反映率を低下させることにしました。これら両方のダメージが高すぎるとチャンピオンとして強くなりすぎてしまう可能性が高まります──が、とはいえフィオラ特有のスキルセットは維持したいと考えています。そこで、これらの変更を受けてこの“高潔なるデュエリスト”がどう変化するか、しっかりとモニタリングしていくつもりです。
基本攻撃力が増加。Q(ハンマーフォーム)の基本ダメージが増加。W(ハンマーフォーム)のダメージが増加。
ここ最近、ジェイスは周囲と距離を置いているようです。これは、ハンマーフォームよりもキャノンフォームの方が様々な面で有利であるため、常にキャノンフォームでいるというのが大きな理由です。そこで今回、フォーム間のバランスを取るためにハンマーフォームを強化しました──これにより、『Arcane』の戦闘シーンで見せたようなカッコいい戦い方を披露するチャンスが増えることでしょう。
基本移動速度が低下。固有スキルの基本ダメージが減少。Wの物理ダメージが減少。
プレイヤーが操作に慣れてくるにつれて、カ・サンテは徐々にその力を伸ばしてきました。それ自体は想定の範囲内だったのですが、そこに前回の強化が組み合わさったことで、高スキル帯において少し強すぎる状態になってしまいました。そこで、彼の強さが大きな問題になる前に、少しだけパワーを低下させることにしました。
レベルアップごとの体力が増加。Qのスロウ効果が上昇。Wのクールダウンが短縮。
ここしばらくの間、リサンドラは様々なスキルレベル帯で活躍できておらず、面白みに欠ける状態となっているようです。そこで彼女がもっと戦闘に関与できるように、補助性能を全体的に強化しつつ、その近接戦闘スタイルと相乗効果をもたらすような調整をいくつか施しました。
基本攻撃力と基本体力が減少。Wの計算式を調整、増加物理防御の基本値が減少、物理防御反映率が低下。
アムムがジャングル コンパニオンを見つけたように、ラムスもプレシーズンで「変幻自在のジャック=ショー」という新たな友達を見つけました。今回、ラムスのWと「ジャック=ショー」のシナジーに調整を施し、双方の作用をより明確にしていますが、これは基本的にはどちらにとっても中立的な調整となっているはずです。とはいえ、現在のラムスは少し強すぎる状態にあるため、全体的な耐久力を少しだけ低下させる弱体化も行っています。
Qのマナコストが減少、「バックスタブ」による追加ダメージが増加。Wの攻撃力反映率が上昇。
シャコは様々なビルドで敵をキルできることで有名(あるいは悪名高い?)でしたが、攻撃力ビルドは効率性の面でかなり遅れを取っていました。このパッチでは、その瞬間火力を少しだけ高めることで、ビルド候補としての有用性を維持しています。また今回、Qのマナコストも低下させました。攻撃力系シャコはマナ系アイテムをビルドしないので、これも助けになるでしょう。……私たちはただ、このピエロをもっと試合で見たいだけなのです。というわけで、以下の変更点をご確認ください。
基本体力が増加。Qの最大チャージ時のダメージが増加。
パッチ12.23でサイオンに行った強化は、想定を下回る成果でした。その原因のひとつとして、Qの強化が即発動した場合にしか影響していなかったことが挙げられます。そこで今回は最大チャージしたQの強化を行うとともに、基本耐久力も増加させ、サイオンがほかのチャンピオンたちと渡り合えるようにしました。
Qのクールダウンがスキルレベルに応じて短縮されるように。Wのブルーカードとレッドカードの魔力反映率が上昇。
ツイステッド・フェイトは前回の強化からだいぶ期間が空いており、ソロキューでもプロシーンでもカード運に恵まれていませんでした。そこで、もっとワイルドにカードを飛ばせるよう自由度を高めつつ、レッドカードとブルーカードのパンチ力も高めて、敵を青ざめさせられるようにしました。
基本攻撃速度と攻撃速度反映率が上昇。
ザヤはほかのマークスマンと比べて十分な活躍ができておらず、また彼女の通常攻撃中心のビルドはスキル中心のビルドよりも弱くなっています。そこで、全体的な攻撃速度をある程度高めることで両方の問題に対処し、彼女がボットレーンで翼を広げられるようにしました。
Qの基本ダメージが高スキルレベルで減少。
ユーミは相変わらず高スキル帯を席巻しており、想定を超えるほどのバン率の高さを誇っています。リワークが予定されているとはいえ、現在の状況を少しでも改善できるよう、Qを大幅に弱体化して強力なポーク性能を低下させ、彼女を相手にした際のフラストレーションを低下させました。
レベルアップごとの攻撃力が減少。Qの基本ダメージが高スキルレベルで減少。
ゼリのリワークは彼女を新しく健全なプレイパターンへと移行させることに成功しました。しかしながら、パッチ12.23の変更以降、彼女は高スキル帯で少し強すぎる状態となっているようです。射程を短くすることで試合序盤の対抗策を増やすという主要な目標は達成できましたが、それでもなお、アイテムを3つ獲得してパワースパイクを迎えた際のDPSが少々安定しすぎているようです。そこで、前回のパッチで行った変更へのフォローアップとして、ダメージのスケーリングを抑えるとともに、彼女の愛銃を少し弱体化し、キャリーとしての強みを低下させました。
「アクシオム アーク」はクールなアイテムですが、実のところコアユーザーはノクターンしかいません(そして、私たちはそんな彼が大好きです)。アサシン向けの強化を行うことで、より多くのプレイヤーがアルティメットスキルをより沢山使用できるようになり、究極的にはアニメの主人公並の活躍をしてもらえればと思っています。
「ホライゾン フォーカス」はごく一部のアーティラリーメイジにしか注目されていません……し、そうしたメイジが使用したとしてもそれほど効果的ではありません。今回、「シャドウフレイム」に匹敵する魔力を得られるようになったことで、より多くの人が店主に「ホライゾン フォーカスを持って来い!」と言うようになることでしょう。きっと店主も、「そうこなくっちゃ!」と答えてくれるはずです。
「ジャック=ショー」はタンク向けのコアアイテムとして定着しましたが、ファイターにとっても非常に強力となっています。ファイターがダメージよりも耐久力を高めたい場合に時々購入するくらいなら問題はないのですが、このアイテムがほかのあらゆるミシック候補を凌駕する状況は望ましくなく、現状ではまさにそうなりかけています。そこで、“追加の防御系アイテム”としての有効性を向上しつつ、ファイタービルドで耐久力を高める際の万能アイテムとはならないように、反映率を調整しました。
「ロッド オブ エイジス」はコストが軽減されてからもまだ少し弱い状態にあり、誰もが覚えている懐かしき体験を上手く再現できているとは言えないようです。このパッチでは、ステータス強化アイテムとして即座にパワースパイクを迎えられるよう少し強化を施すとともに、増加移動速度を高めることでこのアイテムの特徴として分かりやすくしました。また、自動効果の「久遠」が“スキル使用による体力回復”よりも“ダメージを受けることによるマナ回復”に偏り過ぎているため、その点も調整しています。
役に立たないというわけではありませんが、現行バージョンの「セラフ エンブレイス」は十分な魅力と影響力を持てていないようです。「ロッド オブ エイジス」と「久遠のカタリスト」が復活したことで、体力回復効果が冗長なものとなってしまったのです。プレシーズン中にこのアイテムの別バージョンをいくつか試していたのですが、しっくりこなかったために変更が延期されていました──今回、ようやく納得のできるバージョンをリリースできることを嬉しく思います。というわけで「アークエンジェル スタッフ」を防御系オプションの付いた高魔力スケーリングアイテムに戻し、メイジが試合終盤にミスをした際、もう少し生き残りやすくなるようにしました。
プレシーズンにおいて、タンク向けの新アイテムやアップデートされたアイテムが雪崩のように登場したことで、「冬の訪れ」はレジェンダリーアイテム内で居場所を失っていました(ようやく冬が訪れたというのに)。そこで、昨年行った弱体化の一部を元に戻し、マナ/体力を獲得できるセカンドアイテムとして、このアイテムの存在感を高めることにしました。
目下のところ、「レジェンド: 強靭」は伝説級の行動妨害耐性を付与してくれる状態にあります。とくにファイターにとっては、スタンダードなキーストーンを選択するだけで、これが最適解のルーンとなってくれます。現在、チャンピオンたちは行動妨害に依存する対面を相手にする際に、「マーキュリー ブーツ」を避けてほかのステータスに投資する手段として、このルーンを活用しています。それに加えて、「レジェンド: 強靭」はパワーの面で「気迫」を遥かに上回っていることから、そのパワーを大幅に低下させる必要があります。
パッチ12.23でのランダムミッドの調整により、ハウリングアビスは大幅な変貌を遂げました。初となるランダムミッドClashで、これらの試みをお楽しみ頂けたのなら幸いです! タワーの崩壊といった新要素については現在も評価を行っている最中ですが、このパッチではより緊急性の高いバランス面での問題に着目して調整を行っていきます。
今回行うランダムミッドにおける弱体化は、現在ハウリングアビスを席巻しているジャガーノートとアサシンが主な対象となっています。彼らの多くは以前のバージョンのランダムミッドで追加のパワーを与えられていましたが、マップに変更が行われたことを受け、その一部を低下させることにしました。
シーズン2023 - スプリット1が、パッチ13.1のリリースとともに開幕します!ランクがリセットされるので、ランク(ソロ/デュオ)またはランク(フレックス)で、上位ランクを目指す新たな挑戦を始めましょう!
リーグ・オブ・レジェンドの払い戻しシステムに変更を行います。まず、全プレイヤーの払い戻しトークンの数が、シーズン2023開始時に最大数である3にリセットされます。これまで、このシステムの維持に関する複雑さが理由で毎年のリセットが遅延することがあったため、LoLの全プレイヤーのトークンを3にリセットすることにしました。
なお、前述の複雑さを鑑み、今年のパッチ13.11で払い戻しトークンを完全に廃止するという、難しい決断を行うこととなりました。これによって、払い戻しポリシーがライアットのほかのゲームと同じになるので、LoLだけのために古いシステムを維持する必要がなくなります。この廃止を受けて、パッチ13.11では基本となる払い戻しポリシーにも変更が行われます。そのコンテンツが払い戻し対象であり、なおかつ未使用であれば、購入から最大14日間以内なら払い戻しが可能です。払い戻しの対象となるコンテンツや使用済みコンテンツの定義、一部の例外などに関する詳細はサポートページをご覧ください。話を要約すると、パッチ13.11でトークンが廃止され、その時点で未使用だったトークンは消滅し、払い戻しポリシーが変更されます。それまでの間は、これまでどおり払い戻しトークンを利用できます。パッチ13.11のリリースが近づいたタイミングで、改めて詳細をお伝えいたします。