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TFTパッチ12.5:パッチ期間が長い理由は?

パッチ12.5では期間を4週間に延長し、その時間で全社的な意識の共有、活動の振り返り、今後の目標設定を行います。

ゲームアップデート作者Rodger “Riot Prism" Caudill
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パッチ12.5では期間を4週間に延長し(通常は2週間)、その時間で全社的な意識の共有、活動の振り返り、企業目標の設定を進めていきます。この期間を設けることにした理由、そしてライアットの各ゲームタイトルへの影響についてはこちらをご覧ください。

というわけで、私たちは少しの間AFKに入ります。そこでこの記事では4週間続くパッチ12.5で健全かつ安定したメタを作り出すための計画についてお知らせします。

パッチ12.4 ミッドパッチ: 実は計画はここからスタートしています。2月22日にリリースしたミッドパッチは非常に大型のものでした。ここでは特に猛威を奮っていた/プレイ頻度の高かった構成にフォーカスし、ヘクステック、イノベーター、レク=サイ、セジュアニ、エコー、ヴェックス、ザック、イレリア、レナータ・グラスク、シヴィア、シルコにナーフ(弱体化)を実施しています。このミッドパッチ自体はネオンナイトのリリースパッチをできる限り良いバランスに調整する上で欠かせない内容でしたが、一部の大型変更(ミッドパッチを出さなければパッチ12.5で導入することになったであろうもの)を分割実施する機会ともなりました。さらに、これらの変更を事前にリリースできたことで、メタの変遷を観察し、変更の成否を確認する時間も確保できました。この貴重なデータはパッチ12.5にも活用しています。

パッチ12.5の目標:パッチ12.5の目標はプレイヤーの皆さんが長いパッチ期間でも新たな戦略を模索・発見し続けられるよう「有効な選択肢となる戦略をできる限り増やすこと」です。このため本パッチでは大量のナーフだけでなく、普段以上の数のバフ(強化)も実施しています。長い期間なので選択肢は多いに越したことはありませんからね!また特性/ユニット以外では、オーグメントのバランス調整にも力を入れました。圧倒的な強さを誇っていた戦闘系オーグメント各種にナーフ、個性的ながら不遇状態だったオーグメントにはバフをそれぞれ実施。さらに「ハイファイブ」オーグメントが3回目のオーグメント選択限定で復活しています!ランダムなティア5ユニット5体という効果なのでこちらもお見逃しなく。

パッチ12.5 ミッドパッチアップデート:今回は平均的なパッチよりも変更点が多いため、4週にわたり試行錯誤と(願わくば)上位入賞を楽しみ続けられるような、新鮮なゲーム体験を目指しています。一方で、そういった変更が意図通りに機能しないリスクというのも確かに存在します。たとえば今回実施したブランド、ドレイヴン、ゼリへのバフはデボネア特性をDティアから「毎回デボネアが競合になるんだけど」ティアまで急上昇させる可能性もあるでしょう。このためパッチ初週はしっかりと状況を監視し、バランス調整の必要性を認識したら迅速にミッドパッチで対応する予定です。実際にそうなった場合、ミッドパッチは日本時間3月9日の水曜日にリリース予定です。最新情報は随時公開していくので、Twitterまたはパッチノートをご覧ください。

プレイヤー側は何をすれば?:ここは簡単です。パッチ12.5がリリースされたらプレイして、新たな戦略を探していってください。分析対象の試合数が増えるほどデータ品質は上がります。開発チームはそれを基にして対策を講じ、迅速かつ効果的なミッドパッチで応えていきます。ですから遠慮は無用。超頭脳を駆使して最強戦術を見つけ出してください。大丈夫、修理するためのツールはちゃんと揃えていますから!



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