現在、スプリット2が全速力で進行中です。この先もランクの旅をお楽しみいただけるよう、新たなパッチをお届けします。ということで、パッチ13.16へようこそ!
今週のパッチでは、サモナーズリフトとアリーナの両方に大量の調整が行われます。サモナーズリフトでは、ナフィーリにフォローアップの調整を行っているほか、シャコのマジカルな(そして腹立たしい)びっくり箱への弱体化や、様々なチャンピオンへの強化を実施しています。また、みんなに人気のヴォイドパパへには、QoL(利便性の向上)の変更を施しました。アリーナには44つの調整を行っています。主な変更内容としては、アリーナで助けを必要としているチャンピオンたちへの強化と、強すぎるチャンピオン/オーグメント/アイテムへの弱体化です。また、このパッチでは「不滅の旅路」シリーズの新スキンを複数リリース予定で、ミシックショップのローテーションも行っていますので、忘れずにチェックしましょう!
TFTパッチノートへのポータルはこちらです!私のお気に入りのTFTチャンピオン(ゼリ)の弱体化について詳しくお話ししています!
パッチノートに含まれていなかったアリーナのバランス調整をいくつか追記しました。これらの変更はすでに実装されているので、改めてこちらでお知らせしておきます。
Qの気コストが減少、基本ダメージが増加。
アカリは複数のスキル帯で活躍できておらず、もっと鋭く、威力が高い忍者道具を必要としています。そこでこのパッチでは、レーン戦中の気コストに余裕を持たせ、ダメージトレードをもっと効果的に行えるようにしました。これなら対面相手も、おいそれとはこの忍者にダメージトレードを仕掛けられなくなるはずです…きっと!
固有スキルのマナ回復量が増加。Qの魔力反映率が上昇。Eの魔力反映率が上昇。
一般的なイメージとは裏腹に、ブランドはソロキュー(特にミッドレーン)において火が消えかけています。多くのプレイヤーはブランドをサポートとして使用していますが、私たちは彼をミッドレーンでも有効な候補にしたいと考えています。そこで、ミッドレーンでマナが十分に持つよう、固有スキルのマナ回復量を増加させました。また、すでに妥当なダメージを与えられているWとRはそのままに、ブランドのダメージディーラーとしての特徴をもっと活かせるよう、QとEの魔力反映率も高めています。
固有スキルの「ヘッドショット」に必要な通常攻撃回数が低下。
ケイトリンはここしばらく苦戦が続いており、前回のパッチで行った強化も、想定したほど彼女のパワーアップには繋がりませんでした。彼女のプレイは通常攻撃&クリティカルの重要度が高く、その点を変えるつもりはありませんが、「ヘッドショット」1発あたりのダメージを増加させることにも限界があります。そこで、「ヘッドショット」をもっと頻繁に発動できるようにしました!
Qの往路の基本ダメージが増加、スロウ効果が低スキルレベルで増加。Wの基本シールド耐久値が増加。
ここ最近、エコーはあらゆるスキル帯で弱い状態が続いています。そこで今回、彼とインタラクトする意義が大きいミッドレーンでもっと活躍できるよう、スキルセットのパワーをいくらか戻すことにしました。現在、エコーは遠隔攻撃のハラスを苦手としていますが(これは想定どおりです)、そのような対面相手とももう少し張り合えるよう、Q1を強化してポーク性能を高めています。また、Wをもっと攻撃的に使えるようスロウ効果/追撃性能を強化すると共に、防御面でも活用できるよう基本シールド耐久値を増加させました。
Qの魔力反映率が上昇。アルティメットQの魔力反映率が上昇。Rのクールダウンが短縮。
カルマは攻撃面でのスケーリングが十分とは言えず、レーン戦後の戦闘でチームに貢献するためには、シールドや安定性の低いWに頼らなくてはならない状態です。そこで今回、魔力が高まる試合終盤でのQの有用性を高めると共に、マントラQをもっと活用できるよう、いくつか変更を施しました。
固有スキルによる通常攻撃時ダメージが増加。
ルシアンはエキサイティングな人気チャンピオンですが、残念ながら現時点ではあまり活躍できていません。そこで今回は、彼がソロレーンに足を踏み入れないよう注意しつつも、レーン戦における強みをもっと活かせるよう、固有スキルの基本ダメージを増加させることにしました。
レベルアップごとの体力が増加。Qの魔力反映率が上昇。Eの魔力反映率が上昇。
プロシーンを対象としたパッチ13.12での弱体化以降、ルルは調子を取り戻せずにいます。緻密な連携プレイの強化に繋がるような変更は避けるべきですが、ソロキューでのプレイに役立つ強化であれば、実施しても何ら問題ないはずです。そういった意味で、魔力反映率の強化はうってつけの変更だと言えるでしょう。これなら、魔力アイテムの購入に必要なゴールドを獲得できた場合に状況を限定しつつ、攻撃面でのパワーを高めることができます。
Eのダメージ発生間隔が短縮、ミニオンにとどめを刺せる体力基準値が低下。
マルザハールの「E - 虚性侵蝕」はラストヒットの面で一貫性に欠けていたので、今回この問題に対処できるよう、いくつかQoLの変更を施しました。ミニオンにとどめを刺せる体力基準値が低下したことで、弱体化されたように見えるかもしれませんが、ダメージ発生間隔は短くなっているので、以前よりも安定してミニオンをラストヒットし、貴重なゴールドを獲得できるようになっているはずです。
Qのダメージが増加。Eの基本シールド耐久値が増加。
プロシーンにおける存在感を抑えられるよう、以前ミリオに弱体化を施しましたが、このパッチでは非プロシーンを対象に強化を行っています。今回の変更は、連携が成功のカギとなる集団戦以外に焦点を当てており、以前よりもミリオひとりで戦いやすくなっています。Qを早めに最大化すれば、魔力を勝率に変換することも可能なはずです。ソロキューはプロシーンと比較して、ゴールドによるスケーリングと試合終盤のパワーが顕著になる傾向にあります。これは、ミニオンウェーブとタワーからあえて離れ、キャリーにリソースと集めようとするプレイヤーが多いためです。このリソースを受け取る価値がミリオにはあるはずです!
基本物理防御、攻撃力、攻撃速度が減少。
ナフィーリは長期的に見て、私たちが考えるバランスの取れた状態よりも、少し強すぎるくらいの位置に落ち着いています。この傾向は特にトップレーンで顕著ですが、現状ではミッドレーンでもほぼ同等の強さを見せています。彼女は安定してブルーザーと殴り合えており、これは攻撃力系の基本ステータスが少し高すぎるということを意味しています。そこで今回は、トップ&ミッドを対象に変更を施しました。ですが、トップの方が少しだけ影響を大きく受けることになるでしょう。
Eに攻撃力反映率を追加。
このパッチでは攻撃力系ニダリーに強化を施し、クーガー形態でもっと敵を引き裂けるようにしました。とはいえ、攻撃力系ニダリーを大幅に強化するつもりはなく、今回は少し強化するだけにとどめています。
Qのダメージを調整。
パッチ13.11でのアップデート以降、レク=サイはあまりにも強すぎる状態です。何度か弱体化を施しはしましたが、試合序盤においては相変わらず完全無欠の女王様であり、パッチ13.9の頃よりも強い状態となっています。もはやこれ以上、彼女に序盤の圧倒的な支配を許すわけにはいきません。高スキル帯においてはなおさらです。高スキル帯のプレイヤーはワード設置が上手く、序盤のリードを勝利に繋げる能力も高いため、これにレク=サイの「震源センサー」と序盤の高いキル性能が加わると、手が付けられなくなります。
今回行ったQダメージの合計攻撃力への変更は、チャンピオンレベル13までは弱体化となりますが、それ以降では強化になっています。また、スキルレベルを上げることで、実質的に基本ダメージと獲得ゴールドの両方を伸ばせるので、Qを優先して最大化するメリットが大きく高まっています。
基本マナ自動回復が減少。Wのマナコストが上昇。
「W - びっくり箱」のマジックが強烈すぎるせいで、一部のスキル帯において、魔力サポートシャコが猛威を振るっています。現在、シャコはレーン(さらには敵ジャングル)に「びっくり箱」を作り出すことで、エンゲージしようとした複数のチャンピオンを、余りにも簡単にいなすことができています。そこで今回、シャコが「びっくり箱」をまき散らすことができないよう、マナの制約を厳しくしました。
Wの範囲ダメージと通常攻撃時ダメージが減少。
シヴァーナはパッチ13.14で大幅にパワーが増加したため、パッチ13.15で弱体化を施されました。これにより、魔力ビルドは以前と同レベルに戻りましたが、今度は攻撃力ビルドが活躍を見せ始めました。攻撃力ビルド自体は、彼女の最適なビルドとして維持したいと思っていますが、現状だと単純に強すぎます。そこで今回は、ステータス面で敵を上回っている場合にのみ輝くことができる、最もプレイ技術を必要としないスキルを弱体化することにしました。
基本マナが増加。
ここ最近、サイラスはミッドレーンで苦戦が続いています。その主な原因となっているのが、序盤のレーン戦の難しさです。彼は近接攻撃チャンピオンであり、ファームやダメージトレードの際には身を危険に晒す必要があります。そのため、着実に試合序盤を戦い抜き、彼のパワーが発揮される中盤~終盤を迎えるのが困難なのです。そこで今パッチでは、ミッドサイラスにとって重要度が高いマナを増加させることにしました。
伝説によると、この敵を倒し切ったチャンピオンはいない。まさに無敵の存在。とはいえ、弱点はある──そう、バグだ。
最近、ダミーはアリーナへの参戦を表明しましたが、あまり活躍が振るわないようです。このパッチでは、移動速度を強化することで、ダミーの鈍重さを解消すると共に、いくつか不具合を修正し、タンク性能を最大限に発揮できるようにしました。これにより、移動速度効果や高ダメージスキルなどのテストがやりやすくなったはずです。
基本物理防御とレベルアップごとの物理防御が増加。基本体力と基本魔法防御が減少。
ここ最近、トリスターナはギャンクが難しい圧倒的なレーン強者であると同時に、安定して終盤にスケーリングできるクリティカルマークスマンとなっており、プロシーンのミッドレーンを震撼させています。そこで今回、物理ダメージが一般的なボットレーンにはあまり影響を与えないよう注意しつつ、メイジに対するパワーを弱体化することにしました。本来であれば、メイジは彼女に対抗できるべきです。
レベルアップごとのマナ自動回復が増加。Qのマナコストが減少。Wのマナコストが減少。
今シーズンのウーコンは、プロシーンではジャングラーとして活躍できているものの、ソロキューではあまり活躍できていません。ただ、直近の2パッチではプロシーンにおいても存在感が低下していたので、プロシーンにあまり大きなリスクを生じさせずに、彼のスキルセットのパワーを高めることにしました。具体的には、スキルのマナコストを低下させて、ダメージトレードを行える頻度を高めています。これはジャングルよりも、トップレーンにおいて大幅な強化となるでしょう。
「アクシオム アーク」に行ったリワークは十分ではなく、この新たなアイテムは未だに主要なユーザーがいない状態です。そこで今回、このアイテムがゲーム内で居場所を見つけられるよう、アルティメットスキルのクールダウン短縮に少しリスキーな強化を施すことにしました。狙いどおりの効果が出ているか今後も監視を続け、必要であればさらなる調整を行っていくつもりです。
「ダスクブレード」はファイターチャンピオンに利用されることが多くなってきているので、今回のパッチでその傾向を低下させたいと考えています。しかし同時に、このアイテムはアサシンの間でも強すぎる状態となっています。ファイターがこのアイテムを利用する主な理由としては、効果発動後のクールダウンが短いことが挙げられます。そこで、ファイターに利用されないようクールダウンを大幅に延長しつつ、減少体力に応じたダメージを低下させて、このアイテムのパワーを全体的に低下させることにしました(このパッチでは脅威レジェンダリーに強化が行われるので、アサシンにとってこの弱体化は相殺されます)。
「プローラー クロウ」の現在のクールダウンは、このアイテムを利用したい大半のユーザーにとって少し長すぎる状態です。そこで今回、そうしたチャンピオンが利用しやすいようクールダウンを少し短縮すると共に、このアイテムで与えられるダメージを少し増加させて、アイテムとしての価値を高めることにしました。
「毒蛇の牙」はアサシンユーザーに関して言えば、妥当なパワーレベルと言えます。ですが、相変わらずニッチなアイテムのままとなっているので、基本的なパワーを増加させて、“シールドユーザーを相手にする場合にのみ購入するアイテム”というイメージを払拭したいと思います。今回、脅威を少し強化したので、敵のシールドを削ぎたいアサシンにとって、このアイテムの魅力が少し増したはずです。
「アンブラル グレイブ」は本来あるべき強さを得られておらず、このアイテムと相性がいいはずのチャンピオン(パイクなど)でさえ、失望する結果となっています。そうした適性の高いユーザーが利用した際に、「アンブラル グレイブ」がその強みをもう少し発揮できるよう、脅威を少しだけ強化したいと思います。
前回のパッチでは、アリーナで猛威を振るっていた多くの挑戦者たちに弱体化を施しましたが、このパッチではアリーナで活躍できずにいるチャンピオンたちの強化に焦点を当てました。強すぎるチャンピオン、オーグメント、アイテムへの弱体化も行っていますが、今回はあくまで活躍できずにいるチャンピオンやアイテムの強化が中心です。
現在の試合の状態やチームメイトに対する不満を示すために、降参投票を利用するプレイヤーがいるのは事実です。試合で苦戦していてフラストレーションを感じるのは仕方ないことですが、LoL内の機能を乱用してチームメイトに嫌がらせしたり、困らせたりするのは良いことではありません。そこで今回、降参投票の連続使用を制限し、降参の呼びかけをもっとチーム全体で行えるようにしました。また、降参のプロセスを全体的に整理しています。
前回のランダムミッドのバランス調整により、活躍できていないチャンピオンや、強すぎるチャンピオンに対する緊急性の高い修正は行うことができました。ですが、さらなる調整を行うのは、もう少し落ち着いてからにしたいと思っています。ランダムミッドのバランス調整が終わったわけではありませんが、数体のチャンピオンに小規模な調整を行うのではなく、本当に対処が必要なチャンピオンに関する情報を収集したいと考えています。
ランダムミッドのClashが再登場!ランダムミッドカップの日程は以下のとおりです。
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