パッチノート 14.7

冗談抜きの本気アップデート、パッチ14.7がやってくる!
冗談抜きの本気アップデート、パッチ14.7がやってきます!

今週のパッチノートは、エイプリルフール特集です! いくつかのチャンピオンのサポートポジションにおける火力に調整を行い、セナとサポートアイテムを悩ませていた厄介なバグにも対処します。また、ソロキューを恐怖に陥れていたボリベアの問題を解決して通常の水準に戻すとともに、オラフのジャングルでの能力を少し向上させています。さらに、ジャングルのレルに行っていた変更を元に戻し、サイラスをジャングルでプレイしたがるちょっと変わった方たちのために、彼のジャグリングパワーをわずかに強化してもいます。ほかにも、先週のアップデートに続いてガリオに追加の微調整を施し、近接戦闘を仕掛けるメリットを高めます。

さらに、ランダムミッドにおけるサポートとタンクのバランス調整、DirectXサポートに関する情報、そして複数のエイプリルフールスキンをお届けします!

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パッチハイライト

トゥイッチーズ、ドリアン戦士ラムス、きかんしゃオーン、トイ・テラー チョ=ガス、ザクザクザックは日本時間2024年4月4日3時00分にリリース予定です。

スカーナーVGU

「貴様は広大な砂漠をつくる砂の一粒でしかない。今、それを証明してやろう」

……今、揺れましたよね? それはきっと、このパッチでスカーナーのVGUが実装されるからです!

スカーナー:スキル紹介

スカーナー:チャンピオンバイオ

スカーナー:チャンピオントレーラー

スカーナー:チャンピオンテーマ

Shop.riotgames.comのサポート終了

2024年4月9日をもって、ライアットのオンラインショッピングサイトであるshop.riotgames.comのサポートを終了します。今後本サイトでは、RPの購入、PC版LoLのイベントスキン、ウィークリースキンセールは利用できなくなります。コードの引き換えは引き続き行えますが、今後はウェブサイトではなく、クライアントを利用することをおすすめします。

DX9のサポート終了

ゲームの安定性とパフォーマンスを維持するため、大多数のプレイヤーに利用されていない古いハードウェアやソフトウェアへの対応を終了させる必要があります。そのため、今後数パッチのいずれかのタイミングで、リーグ・オブ・レジェンドおよびチームファイト タクティクスにおいて、DirectX 9を手動で選択する機能が削除される予定です。現在もDirectX 9を利用している場合、このサポートが削除された時点で、ゲーム内でこのオプションが自動的に無効になります。ハードウェアの互換性の問題でDirectX 9を利用している場合は、今後もプレイし続けられるように、できる限り早くデバイスをアップグレードすることを推奨します。

現時点ではパッチ14.9でDirectX 9のサポートを終了する予定ですが、変更があった場合はパッチノート内でお伝えします。

DirectXを最新バージョンにアップデートする方法や、DirectXに関するトラブルシューティングの情報については、公式のサポート記事をご覧ください。(このリンクでDirectXのセクションに直接リダイレクトされるはずですが、機能しない場合はスクロールして該当セクションをご覧ください)

チャンピオン

カミール

Qの増加移動速度が増加、クールダウンが短縮。Wの扇状範囲の外側のダメージが増加。Eのダメージが減少。

壁までの距離が遠くなってからというもの、カミールはトップレーンにおいて苦境に立たされています。彼女には将来的に大規模な調整が必要だと考えていますが、だからといって“今すぐ強化できない”というわけではありません。そこでトップレーンに特化した強みを対象としてレーン戦を中心に強化を行い、そのパワーを中盤以降へと引き継げるようにしました。全体としては、ターゲットへと継続的に仕掛けやすくしています──ソロレーンで手に入る程度のゴールドと経験値の獲得量があれば、この強化の恩恵を感じられるようになるはずです。ただし、サポートカミールのパワーレベルが高くなりすぎる懸念があるため、相殺する形で「E – フックショット」の瞬間火力は少し低下させました。この調整によって、どちらのポジションでも有用性を維持しながら、特にトップレーナーの影響力が高まったと感じてもらえることを願っています。

Q - プレシジョンプロトコル

  • 増加移動速度:30/32.5/35/37.5/40% ⇒ 30/35/40/45/50%
  • クールダウン:9/8.25/7.5/6.75/6 ⇒ 9/8/7/6/5

W - タクティカルスイープ

  • 扇状範囲の外側の基本ダメージ:最大体力の5/5.5/6/6.5/7% ⇒ 最大体力の6/6.5/7/7.5/8%

E - フックショット

  • ダメージ:80/110/140/170/200(+増加攻撃力の90%) ⇒ 60/90/120/150/180(+増加攻撃力の90%)

フィオラ

基本攻撃力が減少。

フィオラは少し強すぎるようです。とくに試合序盤はスキルマッチアップとなるべきですが、もはや不戦勝であるかのような印象を受けます。そこで基本攻撃力を微調整することで、対ファイターの継続戦闘能力に変更を加えました。

基本ステータス

  • 攻撃力:68 ⇒ 66

ガリオ

固有スキルのダメージが増加。Wのダメージ軽減率が上昇。Eのダメージが増加。

前回のパッチでは、ガリオが強くなりすぎないよう予防的に弱体化を行っていました。しかし、想定よりも弱い状態となってしまったため、これらの弱体化を元に戻すことにしました。とくに、キルを狙うためにはWの耐久力向上、固有スキルとEのダメージが必要となるので、近接戦闘の能力にまつわる弱体化を巻き戻しています。固有スキルの反映率の強化はフルAPビルドのパフォーマンスも向上させることになるでしょうが、それはガリオをミッドレーンへと偏らせ、さらにはAPビルドとHPビルドにも役立つことから、問題ないと考えています。

固有スキル - 巨像の一撃

  • 魔法ダメージ:15~115(チャンピオンレベルに応じて)(+攻撃力の100%)(+魔力の40%)(+増加魔法防御の60%) ⇒ 15~115(チャンピオンレベルに応じて)(+攻撃力の100%)(+魔力の45%)(+増加魔法防御の60%)

W - デュランドの守り

  • 魔法ダメージ軽減率(物理ダメージなら半減):20/25/30/35/40%(+魔力100ごとに4%)(+増加魔法防御100ごとに8%)(+増加体力100ごとに1%) ⇒ 25/30/35/40/45%(+魔力100ごとに4%)(+増加魔法防御100ごとに8%)(+増加体力100ごとに1%)

E - 正義の鉄拳

  • 魔法ダメージ:75/115/155/195/235(+魔力の90%) ⇒ 90/130/170/210/250(+魔力の90%)‎

カルマ

Wのスネア効果時間が低スキルレベルで延長。R+Eの範囲シールドの耐久値が増加。

前回の変更により、カルマは私たちが目標としていた状態にほぼ近づきましたが、サポートのパワーレベルを維持するためにもう少し強化を行うことにしました。そこで、マントラEの数値をEのスキルランクに依存しないようにすることでほかのスキルと足並みを揃え、スキルポイントをEに注ぎ込まなくてもそれほどデメリットが生じないようにしました。これらの変更により、マントラEの2体目の対象へのシールド量は20~25%増加するはずです。

W - 魂縛

  • スネア効果時間:1.4/1.55/1.7/1.85/2秒 ⇒ 1.6/1.7/1.8/1.9/2秒

R - マントラ

  • R+Eの範囲シールド量:39~129(EとRのスキルレベルに応じて)(+魔力の31.5%) ⇒ 45/81/117/153(Rのスキルレベルに応じて)(+魔力の40.5%)(注:移動速度と1体の対象へのシールド量は変更なし)

ケイン

Qのダメージが増加。

前回のパッチで「プロフェイン ハイドラ」とのシナジー効果が大幅に弱体化されたことで、影の暗殺者ケインは大きな打撃を受けました。それでも彼はほかのアイテムを用いてそこそこのビルドを組めるため、プレイヤーがいずれは新たな状況に適応すると予想されることから、これらを念頭に置いて強化を施すことにしました。なお、ラーストは変身前に基本バージョンのQを利用することから、今回の調整はラーストも少しだけ強化することになります。

Q - 飛影斬

  • ダメージ:75/95/115/135/155(+増加攻撃力の80%) ⇒ 75/95/115/135/155(+増加攻撃力の85%)

ラックス

固有スキルの魔法ダメージが増加。Qの魔法ダメージが増加。

このパッチでは、「ザズ=ザクのレルムスパイク」の変更によってラックスサポートが打撃を受けますが、彼女は現時点で妥当なパワーレベルにあるため、埋め合わせの強化を行いたいと考えました。そこで、どちらのポジションにとっても有益となるよう魔力反映率を強化しました──ウェーブクリアへの恩恵がある分、少しミッド寄りの強化になっているはずです。

固有スキル - イルミネーション

  • 魔法ダメージ:30~200(チャンピオンレベルに応じて)(+魔力の25%) ⇒ 30~200(チャンピオンレベルに応じて)(+魔力の30%)

Q - ライトバインド

  • 魔法ダメージ:80/120/160/200/240(+魔力の60%) ⇒ 80/120/160/200/240(+魔力の65%)

ナミ

Wの魔法ダメージが減少、体力回復量が増加、跳ね返った際の効果低下量が縮小。Eの魔法ダメージが減少。

ナミは史上最も弱い状態にあり、少し愛情を注いでやるべきだと考えました。サポートのダメージに関するほかの変更と合わせて、Eのスキルレベル上昇とWの魔力反映率を通じて試合中盤のダメージを低下させる代わりに、Wの跳ね返りによる体力回復量と集団戦全般に役立つ数値として還元しました。

W - 潮の流れ

  • 魔法ダメージ:60/100/140/180/220(+魔力の55%) ⇒ 60/95/130/165/200(+魔力の50%)
  • 体力回復量:55/75/95/115/135(+魔力の25%) ⇒ 55/80/105/130/155(+魔力の40%)
  • 跳ね返り時の減少割合:-15%(+魔力100ごとに+7.5%) ⇒ -10%(+魔力100ごとに10%)

E - 潮使いの祝福

  • 魔法ダメージ 20/35/50/65/80(+魔力の20%) ⇒ 20/30/40/50/60(+魔力の20%)

ナサス

固有スキルのライフスティールが増加。Qの追加物理ダメージが増加。

ナサスはソロキューであまり活躍できていないようです。終盤に向けたスケールは十分なものの、レーン戦で苦戦しており、大きな不利を背負わされてしまうことがあるのです。この不利を少しでも軽減するため、Qのダメージを増加させることでスタックの蓄積を改善し、試合序盤での対面相手とのダメージ交換もしやすくしました。さらに、固有スキルの効果も増加させています──「ディヴァイン サンダラー」が存在していた時に弱体化したものの、もう低下させておく必要がなくなったためです。

固有スキル - ソウルイーター

  • ライフスティール:11/16/21%(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 12/18/24%(チャンピオンレベルに応じて)

Q - サイフォンストライク

  • 追加物理ダメージ:30/50/70/90/110(+「サイフォンストライク」のスタック) ⇒ 40/60/80/100/120(+「サイフォンストライク」のスタック)

オラフ

Qがモンスターに追加ダメージを与えるように。Wの攻撃速度増加時間を延長、マナコストが増加。モンスターに命中した際のEのクールダウン短縮率が上昇。Rのマナコストが増加。

オラフはサイラスと同様、ソロレーンでは十分に強力です。しかし、安定したジャングラーとなることが意図されているにもかかわらず、最近は苦戦しているようです。オブジェクトのコントロールがジャングルオラフとしての主な強みであることから、キャンプのクリア速度をゲーム内でもトップクラスのレベルまで高めることで、ジャングラーとして活躍できるようにしました。

これらの変更は、主にオラフジャングルを強化するためのものですが、とはいえトップのオラフを助けることにもなるため、アルティメットスキルのマナコストを増加させておくことにしました。これらの変更による影響を注意深く観察し、もしマナプールの制限がきつくなりすぎるようなら、今後もトップレーンにおける有用性を維持できるようフォローアップの調整を行うつもりです。

Q - 斧投げ

  • NEWモンスターへの追加ダメージ:5/10/15/20/25

W - 根性比べ

  • 攻撃速度増加時間:4秒 ⇒ 5秒
  • マナコスト:30 ⇒ 50

E - 捨て身切り

  • クールダウン短縮:通常攻撃ごとに1秒 ⇒ 通常攻撃ごとに1秒、モンスターに命中すると2秒に増加

R - ラグナロク

  • マナコスト:0 ⇒ 100

レク=サイ

固有スキルの通常攻撃でミニオン、ワード、プラントから獲得するフューリーが減少、体力回復量が低スキルレベルで低下。

レク=サイは現在、ジャングラーとしては少し強すぎる状態ですが、妥当な範囲には収まっています。しかし、トップレーナーとしては不動の存在と言えるでしょう。そこでトップレーンを対象とした弱体化として、試合序盤のサステインを低下させました──これであれば、ジャングルにとっては小規模な弱体化となるはずです。

固有スキル - ゼル=サイの怒り

  • ミニオン、ワード、プラントから獲得するフューリー:12.5 ⇒ 5
  • 体力回復量:最大体力の12~20%(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 最大体力の10~20%(チャンピオンレベルに応じて)

レル

レベルアップごとの基本魔法防御が増加。Qのモンスターへの追加ダメージを削除。Wのモンスターへの追加ダメージを削除。Eのモンスターへの追加ダメージを削除。

レルはプロの試合において、オブジェクトの確保能力に優れ、限られたゴールドでもチームを勝利に導けるコスト効率の良いジャングラーとして、長らく影響力を持ち続けてきました。しかし、このごく一部のプレイヤーだけが恩恵を受けている独特な強みは、彼女をサポートとして楽しんでいる大多数のプレイヤーにとっての“良い調整”をしばしば妨げてしまっていました。この問題に対処するため、レルのジャングルモンスターへの追加ダメージを削除し、事実上ジャングラーとしての使用を不可能にしました。これらの追加ダメージは、サポートのゲームプレイにおいても少々の手助けになっていたため、埋め合わせとして小規模ながら直接的な強化を行っています。この変更が不十分であれば、次のパッチでさらに強化を施す予定です。

基本ステータス

  • レベルアップごとの魔法防御:1.85 ⇒ 2.05

Q - 破鋼撃

  • 削除モンスターへの追加ダメージ

W - 装着/騎馬

  • 削除装着 - モンスターへの追加ダメージ
  • 削除騎馬 - モンスターへの追加ダメージ

E - 重槍突貫

  • 削除モンスターへの追加ダメージ

セナ

味方のサポートアイテムでミニオンをキルした際の魂のドロップ率が低下し、セナがミニオンをキルした際の魂のドロップ率が増加。

パッチ14.1で味方がサポートアイテムによってミニオンにとどめを刺した際、セナの魂のドロップ率が最大になるバグが発生しており、これによりファーミングボットレーナーとしての彼女のパワーが大幅に増加してしまっていました。今回のパッチでこのバグを修正し、キル時のドロップ率を以前と同じ水準に戻しました。

固有スキル - 魂の赦し

  • 味方のサポートのミニオンキル時の魂のドロップ率:28% ⇒ 8.4%
  • ミニオンキル時の魂の出現率:2.8% ⇒ 8.4%

スモルダー

基本物理防御が増加。Qのクリティカル率に応じた追加ダメージが増加。

スモルダーは前回のパッチで想定以上に弱体化してしまったため、大きなフラストレーションにはならないやり方で彼のパワーの一部を戻すことにしました。まず、Eによる回避能力が低下したため、基本防御力を増やしても問題にはならないはずです。また、試合終盤のパワーがほぼ保証されなくなったため、ダメージを元に戻し、耐久力の低いアイテムビルドや近接戦闘の比重が大きくなるようにしました。

基本ステータス

  • 物理防御:24 ⇒ 26

Q - スーパーこげこげブレス

  • クリティカル率に応じた追加物理ダメージ:0~30% ⇒ 0~50%

ソナ

固有スキルの「スタッカート」のダメージが増加。Qの味方の追加魔法ダメージ‎が低下。Wの体力回復量が増加。Eの味方の移動速度増加量が増加。

ソナについてはナミと同様、防御力と補助性能を高め、その埋め合わせとしてほとんど目に見えないQのオーラによるダメージを弱体化しました。Qの自動効果は現時点において最弱の選択肢となっており、彼女のダメージを高めるならより分かりやすい部分であるため、Qの自動効果を少しだけ強化しています。これらの変更でソナとその味方のパワー、そして感謝の気持ちも増幅することでしょう。

固有スキル - パワーコード

  • 「スタッカート」の追加ダメージ:40% ⇒ 50%

Q - ヒム・オブ・ヴァロー

  • 味方の追加魔法ダメージ:10/15/20/25/30(+魔力の20%) ⇒ 10/15/20/25/30(+魔力の10%)

W - パーセヴァランス

  • 体力回復量:30/45/60/75/90(+魔力の15%) ⇒ 30/45/60/75/90(+魔力の30%)

E - セレリティ

  • 味方の増加移動速度:10/11/12/13/14%(+魔力100ごとに2%) ⇒ 10/12/14/16/18%(+魔力100ごとに2%)

ボリベア

Rのクールダウンを延長。

私たちは心の底からこの熊さんが大好きですが(エディターの意見であり、ゲームデザイナーの意見ではありません)、ソロキューではまだ少し恐ろしすぎるようです──前回弱体化を施したにもかかわらず、その状況に改善は見られません。まず、Qと「サンダード スカイ」の組み合わせによって生じていた、予想を大きく裏切るほどの過剰な瞬間火力を排除しました。次に、熊さん好きの人たちはRの頻度よりもQで得られる移動速度に高い価値を見出しているようなので、以前に行ったRのクールダウンへの強化を元に戻すことにしました。

Q - 稲妻の猛攻

  • クリティカル率がボリベアの合計スキルダメージではなく、攻撃力のみを増加させるようになりました

R - 嵐を起こす者

  • クールダウン:140/120/100秒 ⇒ 160/135/110秒

サイラス

Qのモンスターに対するダメージが増加。

ここ最近、ジャングルサイラスはかなり弱い状態にありますが、それでも使おうとするプレイヤーたちが存在するため、彼らを支援したいと考えました。ミッドのサイラスには強化できるだけの余裕がないため、Qの補正値を分離することでジャングルクリアを加速させます。この変更はサイラスをトップクラスのジャングラーにするためのものではなく、あくまでもジャングルとしてプレイする際の機能性を高めるためのものです。現段階で強化は控えめとなっており、必要に応じてジャングルクリア性能を見直すつもりです。

Q - 鎖の鞭

  • ミニオンとモンスターに対するダメージ: 40% ⇒ ミニオンには40%、モンスターには70%

アイテム

ザズ=ザクのレルムスパイク


このパッチでは、サポートが与えるダメージについてじっくりと検討したうえで、ダメージ専用のセクションをいくつか用意しました。

「ザズ=ザクのレルムスパイク」はメイジサポート用ですが、ゼラスやラックスといったチャンピオンはサポートとして強すぎる状態にあるため、ミッドレーン向けに強化する余地がほとんどなくなってしまっています。「ブラッドソング」もファイターに同じような問題を引き起こしています──トップレーンのパワーに関して、カミールやパンテオンなどの場合がそれに当たります。基本的には、こうしたダメージ重視のチャンピオンがサポートアイテムを変更するとは思っていないのですが、エンチャンターやタンクがこれらのアイテムをビルドする頻度は下げたいと考えています。最後に、ほぼダメージしか提供しないサポートアイテムである「帝国の指令」にも調整を行っています。

  • 「ヴォイドの爆発」のダメージ:20(+魔力の20%)(+対象の最大体力の4%) ⇒ 10(+魔力の20%)(+対象の最大体力の3%)
  • クールダウン:チャンピオンレベル1/11/16で8/7/6 ⇒ 10

ブラッドソング


詳細については「ザズ=ザクのレルムスパイク」をご覧ください。
  • 「追撃」の攻撃力反映率:150% ⇒ 100%

帝国の指令


詳細については「ザズ=ザクのレルムスパイク」をご覧ください。
  • 「調整射撃」の現在体力に応じたダメージ:12% ⇒ 10%

スタティック シヴ


クリティカルADCの終盤戦が非常に強力になっていることから、「スタティック シヴ」は少し強すぎる状態にあります。そこでコストを調整して、以前ほど素早く終盤戦に移行できないようにしました。
  • トータルコスト:2700ゴールド ⇒ 2900ゴールド

ワールド アトラス


ほとんどの地域でダブルサポートアイテムの頻度は低下していますが、ダブルまたはそれ以上のサポートアイテムを利用するチームがまだ存在しているようです。この変更はその可能性を完全に排除して、サポートアイテムがサポート以外のポジションで使われないようにするためのものです。
  • ミニオンキルの上限数:5分間でミニオン20体 ⇒ 5分間でミニオン20体÷味方チームのサポートアイテムの数。このアップデートはすべてのサポートアイテムに適用されます
  • 具体的には、味方チームで2人のプレイヤーが「ワールド アトラス」を所有していると5分間でミニオン10体になり、3人のプレイヤーが所有していると5分間でミニオン7体になります

ランダムミッドのバランス調整

主にエンゲージ系サポートやタンクチャンピオンへの耐久力のデバフ量を低減する、現在進行中の調整を続けます。このプロセスは全体として数回に渡って行う必要があり、対タンクの選択肢に連鎖的な影響があることから、これらへの対処を継続的に続けていきます。私たちの狙いは、さまざまなチャンピオンタイプを頻繁に再評価し、各種プレイスタイルをランダムミッドで楽しめる環境を作ることにあります。

近々、アサシンとメイジの調整も予定しています!

強化

  • ガリオ:被ダメージ:110% ⇒ 105%
  • モルガナ:与ダメージ:90% ⇒ 95%
  • レル:被ダメージ:105% ⇒ 100%
  • セト:スキルヘイスト:-20 ⇒ 0
  • シンジド:被ダメージ:110% ⇒ 105%
  • ソナ:与ダメージ:95% ⇒ 100%
  • ティーモ:与ダメージ:85% ⇒ 90%
  • アーゴット:被ダメージ:110% ⇒ 105%
  • ザイラ:スキルヘイスト:-20 ⇒ 0

調整

  • チョ=ガス:被ダメージ:105% ⇒ 110%
  • タリック:被ダメージ:105% ⇒ 110%

クイックプレイのアップデート

リリース後のフォローアップとして、クイックプレイのバグ修正と利便性向上のビジュアルアップデートを行います。主な改善点は予測可能性とユーザビリティーです。

この場合の予測可能性とは、自分が選択した内容で試合に臨めるかどうかを指します。あまりにも多くのプレイヤーが、ロード画面でルーンの選択が間違っていることに気づいた後で、試合を始める状態となってしまっています。このような事態が発生する理由のひとつが、キュー中に行った選択が次に引き継がれないことにあるので、ほとんどの状況でこれを阻止する変更を行いました。ほかにも、プレイヤーが無効なルーンページや不完全なルーンページを装備していると、システムが別の有効なページを割り当てるという問題が発生していました。この修正によって、現在のルーンページに問題があることに気づく人が増えて、プレイヤー自身で解決できるようになるでしょう。

ユーザビリティーに関しては、新しいレイアウトで重要な選択肢のヒットボックスが大きくなり、各スロットの現在の選択がより明確に分かるようになります。間違ったサモナースペルを選択した状態でも、あまりにも簡単に試合に入れてしまうというフィードバックが寄せられており、スマイトを3つ選択しているスクリーンショットを大量に目にしました。この問題に対処するため、問題に気づきやすいように見下ろしビューの明瞭性を向上させ、自動スペル選択にいくつか変更を加えました。以前のバージョンでは、ジャングルを選択するとスマイトが自動選択されていましたが、そこから別のポジションに変更した場合は、それを変更するかどうかはプレイヤーに任されていました。今回の修正で、ポジションに合ったスペルが自動選択されるようになり、たとえばジャングルからミッドに変更した場合はイグナイトが自動選択されるようになります。もちろん、プレイヤーが自分で好きなものに変更することが可能ですが、これによって多くのプレイヤーの状況が改善するでしょう。

また、ランク戦を制限されたプレイヤーがクイックプレイやノーマル戦を悪用して無効試合を強要しているとの懸念も寄せられました。これに対しては、最新のパッチで全キューにわたって措置を講じ、無効試合は制限の解除に向けた試合数にはカウントされなくなりました。

バグ修正&QoLの変更

  • 直前の通常攻撃をキャンセルしたあとに「サンダード スカイ」がクリティカルにならなかった不具合を修正
  • イブリンがカモフラージュの範囲を出ながらリフトヘラルドに乗ると、ぶつかるか自身が可視化されるまでリフトヘラルドが元の場所にとどまっていた不具合を修正(え、なんだって?)
  • 「磁器の守護者オレリオン・ソル」の「R - 崩れ落つ天穹」のビジュアルエフェクトが、敵の視点から見ると軌跡のビジュアルエフェクトとずれていた不具合を修正
  • 「神なる王ダリウス」の「R - ノクサスギロチン」のスキルアニメーションが、再生される前にスタンを受けても対象の敵にダメージを与えていた不具合を修正
  • 「バトルキャスト ヴェル=コズ」、「アークライト ヴェル=コズ」、「ハチ=コズ」の「W - ヴォイドの裂谷」が、スターガーディアン レルの「R - 磁気嵐流」のビジュアルエフェクトを盗んでいた不具合を修正
  • 「トゥイッチ シャドウフット」、「龍殺しトゥイッチ」、「荒野のトゥイッチ」の「Q - オイラだヨ!」の射程インジケーターが、通り抜け不可能な地形の上にレンダリングされなかった不具合を修正
  • 「山海絵巻伝チョ=ガス」の腕の位置が、通常攻撃後に突然再調整されていた不具合を修正
  • 「雷帝オーン」の「R - 鍛冶神の呼び声」における雄羊の精霊のビジュアルエフェクトが部分的に黒くなっていた不具合を修正
  • 「グインソー レイジブレード」が攻撃力セクションに表示されなかった不具合を修正
  • グレイブスが釘付け状態時にRを使用できなかった不具合を修正
  • ヨネのRが命中して引き寄せられたあと、フラッシュで逃げてもダメージ/スタンを受けていた不具合を修正
  • 「ショウジンの矛」の自動効果でダメージが増加しなかった不具合を修正
  • ジャックスの固有スキルのバフアイコンと釣りのバフアイコンが表示されなかった不具合を修正
  • ヴィエゴが別のチャンピオンに変化したあとも、ヨネのEを使用できていた不具合を修正
  • オーンの名匠アイテムにダメージカウンターが表示されていなかった不具合を修正
  • レナータ・グラスクのWの効果を受けた敵が、キンドレッドのRの中で倒されることがあった不具合を修正
  • ケイトリンがEとWをコンボにすると、「ヘッドショット」の固有スキルが消費されていた不具合を修正
  • ミス・フォーチュンの通常攻撃が固有スキルで強化されると、「征服者」のスタックを獲得できなかった不具合を修正
  • ブライアーのスキルアイコンが表示されないことがあった不具合を修正
  • ライズのRを隆起した地形の近くで使用すると、ライズのビジュアルエフェクトが表示されなかった不具合を修正
  • レク=サイがQ使用時に特定のルーンと「赤月の刃」の自動効果からスタックを獲得できなかった不具合を修正
  • ゾーイの「スペルシーフ」で「プロフェイン ハイドラ」と「タイタン ハイドラ」を使用すると効果が発生しなかった不具合を修正
  • 観戦モードではスモルダーのRの叫び声が大きかった不具合を修正(なぜか効果音が2回再生されていました)
  • ニーコのWの擬態がダンスと移動を同時に行っていた不具合を修正
  • スネア効果を受けながら移動攻撃コマンドを使用すると、通常攻撃を行えなかった不具合を修正
  • スネア効果を受けると、意図せずに通常攻撃を行っていた不具合を修正

近日公開のスキンとクロマ

ちょっとした問題が理由で、「ザクザクザック」と「トゥイッチーズ」は、意図したよりもあまり美味しそうではない名前のクロマでリリースされます。クロマ名の詳細は、パッチ14.8でご確認ください!

今回のパッチでは、以下のクロマが公開されます。