おひさしぶりです!またお会いしましたね!コンペティティブゲームプレイのプロダクトリードを担当しているCody
“Riot Codebear” Germainです。
シーズン2021も終わりが見えてきましたし、Worldsは絶賛開催中…となればプレシーズン2022はすぐそこです。私たちはLoLというゲームで世界最高の対人戦体験を提供することに全力を注ぎ続けています。2021シーズンのランク戦を振り返り、2022シーズンの出発点をさっそく見てみましょう。今回は個人の競技モードについて─特にソロランク─についてお話ししたいと思いますが、学んだ教訓の多くは、他のMOBAゲームモードすべてにも活かされています。
2021シーズン開幕前、新規アカウントの振り分け戦改善やシーズン開幕時のリセットの影響緩和、ディビジョン間の昇格戦廃止など、ここにはすべて書き出せないほど多くの改善を施しました。改善が大規模だったので、システムの監視を積極的に行うとともに、わざとそのままにして状況が落ち着くのを観察しました。得られたデータをもとに、マッチメイキングの仕組み、バックエンドシステムの整理、マッチングの公平さの改善に注力しました。これらについては、「コンペティティブゲームプレイ
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ミッドイヤー」の記事で詳細をお読みいただけます。
以下はシーズン2021に最も目立った改善点です:
目立ってはいませんでしたが、今後改善を行えばさらに大きな影響があるとみているもの:
シーズン2021から得られたたくさんの学びは、来年の計画に取り入れていきます。総合的に、2021年の経過にはとても満足していて、シーズン2022はさらに改善を進められると自信を持って言えます!
2022シーズンは、さらに慎重を期してランク戦の改善に励んでいきます。なぜかというと、現在の競技システムは高度に成熟した状態なので、「大きな問題がある」ということは「大胆な解決法が必要」と基本的に同義なのです。良いお知らせとしては、今年いっぱいをかけて安定性を改善してきたおかげで、本当に難しい問題に挑むための準備は万全だということです。皆さんの試合がもっと満足できるように、達成した実績がもっと讃えられるように、LoLの競技体験がもっと最新のものになるように、さらなる技術的問題に取り組めるようにしていきます。
まず、時間からの影響とプレイ機会への影響、最も大きな問題2つにそれぞれ取り組んでいきます。
これらに加えて、シーズン後半にランク戦を始めただけのプレイヤーや、長い間プレイしていなかった復帰プレイヤーの体験についても調査しています。それだけでなく、LoLの競技プレイを駆動し前進させるため、多くのメンテナンス作業を行っていきます。
ランク戦での健闘をお祈りしています。それではいつも通り、サモナーズリフトでお会いしましょう。