今年もブキミなパッチの季節がやってきました。パッチ12.20にはとっておきのトリートをご用意しました──さっそく見ていきましょう!
とはいえ、このパッチはトリートだけではありません。お菓子袋のなかには、弱体化もいくつか混じっています。マオカイやエイトロックスなど、圧倒的な活躍を見せているチャンピオンたちをパワーダウンさせ、その恐ろしさを緩和しました。その一方で、イブリンやグウェンといったチャンピオンにはうっとりするような強化を施しています。なんといっても、今は彼女たちの季節ですからね!そしてさらに、皆さんを恐怖のどん底に陥れる、新たなトリート魅惑の魔女スキンもご用意しています!
また、このパッチでチャットメッセージ検出システムに大規模なアップデートが導入されます。使用禁止になっている言葉がリアルタイムで検出およびブロックされ、その言葉を使ったプレイヤーはシステムによって自動的にミュートされるようになります。
50ゴールド使ってリロールしたのに、目当てのユニットが一切出てこない恐怖の夜を過ごしてみたい? でしたら、あなたの運がどれくらいのものか、こちらのTFTのパッチノートでチェックしましょう!
固有スキルの体力回復量が減少。
エイトロックスの固有スキルは、脅威によって最大体力に応じたダメージを高めていると、大量のダメージを与えられるだけでなく、大量の体力を回復することもできます。前回のパッチで「赤月の刃」が弱体化されたことにより、エイトロックスも少し弱体化されましたが、それでも「赤月の刃」や「ゴアドリンカー」を積んでいる場合はまだ強すぎる状態にあるようです。そこで体力回復量を少し低下させ、体力を維持するにはもっとスキルショットを命中させる必要が生まれるようにしました。
Eの効果時間を延長。
タワーの周囲をいつまでもくるくると周り続けたい……、そう思ったことはありませんか?それが実現可能になりました。ウィィィィィィィーーーーーーーー
基本攻撃力と基本攻撃速度が低下。固有スキルのシールド量を調整。Wのモンスターに対するダメージが増加。Eのチャンピオンに対するダメージが低下。
前回のパッチで施した調整により、皆さんにジャングル ブリッツクランクを試してもらうことに成功しました。とはいえ残念ながら、まだまだ期待しているほどの強さではありませんでした。その一方で、この調整により意図せずしてサポートとしてのパワーがスーパーチャージされてしまいました。そこで、サポートとしての強さを抑えつつ、ジャングルでのパワーを高められるよう、数値の調整を行いました。
ヒト形態Qの射程を調整。
エリスのQは通常攻撃よりも射程が少し短かったため、敵に通常攻撃>Qと決める際には途中で半歩前に進まなければならず、これがぎこちなさを生んでいました。今回の調整によって、よりスムーズにコンボを叩き込めるようになるでしょう。なお、射程の数値自体は低下していますが、とくに大型の敵に対しては若干の射程増加につながるはずです。
Qのマークした対象への追加ダメージが増加。Wのチャーム効果時間を延長。
イブリンはほかの魔力系アサシンと比較すると存在感が希薄になっているので、カウンタープレイに役立つスキルの瞬間火力を高めることにしました。この変更により、敵は身も心も彼女に奪われることになるでしょう……それも、永遠に(少なくとも、復活するまでは)。
Qの基本ダメージが増加。
グウェンは現状、優位を得るには試合終盤まで我慢する必要があることから、ここしばらくは恐怖とはかけ離れた存在となっていました。そこで、似たようなほかのファイターと対等に戦えるよう、中盤のパワーを少し高めることにしました。
Wのマナ回復量が増加。Rの魔法防御と物理防御の増加量が、増加攻撃力を反映するように。
試合終盤ともなると、ジェイスとしてもハンマーに切り替えて敵チームの真っ只中に飛び込んでいくのは少し怖いかもしれません。そこで、終盤の耐久力を少し高めると共に、ハンマーフォームを活かしたプレイをしやすくしました。
Eの攻撃速度増加量を調整。
忍者には限界などありません──ケネンにとっても、です。
固有スキルの最大体力に応じた体力回復量が減少。Rのクールダウンが高スキルレベルで延長。
マオカイはアップデートによって複数のロールに根を下ろすようになりましたが、とくにトップレーンにはあまりにも深く(そして強く)根を張っており、打ち倒すのが難しくなっています。そこで、中盤から終盤にかけてのサステイン性能を減らすと共に、アルティメットスキルのクールダウンを延長させ、そのパワーを剪定することにしました。
Wの自身に対するスロウ効果を削除。Rのダッシュ速度が上昇。
パッチ12.19で行ったWのバグ修正は、皆さんの愛するこのアーマージロにとって、結果的に大幅な弱体化となりました。そこで、ラムスがもっと速く動けるよう、彼が身に着けていたトレーニング用の重りを取り除いてやることにしました。なお、この変更後も経過を観察し、スピーディーでなおかつタンキーになっていないようであれば、必要に応じて調整を行っていくつもりです。
基本魔法防御が減少。固有スキルの体力自動回復量が低チャンピオンレベルで低下、右パンチの攻撃力反映率が上昇。
皆さんもご存知の通り、セトはボスです。そして、ボスはいつだって“トップ”にいるものです。それがマップであろうとも、真ん中(ミッド)などでは満足できるはずがありません──そこで、トップレーンの強さには影響が出ないようにしつつ、ミッドレーンでのパワーを少し抑えられるように数値を調整しました。
Rの攻撃力反映率が上昇。
今のところ、ウーコンはアルティメットスキルを早めに終了した方が火力が高まる状態にあります──これでは、気持ちの良いプレイができません。そこで、この“美猴王”がアルティメットスキルの効果時間終了まで回り続けても勝利をもぎ取れるよう、Rを少し強化することにしました。
Qの基本ダメージが増加。
今年のジグスは思うような爆破ができておらず、彼のスキルセットにはもう少し爆発力が必要なようです。そこで、レーンをプッシュしてマップ内で有利な状況を作りやすくするため、爆弾の火薬を少し増やしてやることにしました。
「悪魔の抱擁」は魔力系ブルーザーや遠隔攻撃で継続ダメージを与えられるチャンピオンでは適切に機能していますが、ザックやアムム、ウディアなどの完全なタンクチャンピオンが使った場合、強くなりすぎる傾向にあります。そこで、メインユーザーにとってはパワーがほぼ同等になるように、そして純粋なタンクにとっては若干の弱体化となるよう、このアイテムのパワーを魔力寄りに調整することにしました。
今シーズンのほとんど期間において、「フローズンハート」は強力なタンクアイテムとして活躍していましたが、最近はタンク以外も真っ先に買い求めるほどのアイテムとなっています。そこで、基本ダメージ軽減量を低下させ、タンクとのシナジー効果を高めることにしました。それと同時にゴールドコストを増加させ、タンク以外が利用する場合はダメージアイテムのビルドが遅れるようにもしました。
以前、重傷アイテムとしての価値を高めるために「モータル リマインダー」を強化しましたが、ADCのアイテム候補として考えた場合、未だにステータス面で「ファントム ダンサー」と直接的に競合してしまっています。そこで、「ファントム ダンサー」の特徴である攻撃速度&移動速度との違いが際立つよう、このアイテムの攻撃面を強調することにしました。
どのチャンピオンも瞬間火力で即座に倒されることが減ったことで、「ステラックの篭手」はジャガーノートやファイター向けのアイテムとして「デス ダンス」に遅れを取ってしまっています。そこで今回、このアイテムがジャガーノートのアイテム候補として挙がるよう、ジャガーノート向けの強化を行うことにしました。
高スキルレベル帯のプレイヤーは、射程距離の増加を非常に有効的に活用しており、それによって不健全なレベルにまでメタが歪んでしまっています。このキーストーンの本来の用途は攻撃速度の増加にあるため、射程距離の増加量を低下させました。
使用禁止になっている言葉が、ゲーム内でリアルタイムに検出されるようになりました。検出されたメッセージは他のプレイヤーには送信されず、違反したプレイヤーはシステムによってミュートされ、全プレイヤーに通知されます。
フィード(故意の無謀行為)検出機能が正常に機能していると確証を持てたので、高スキルレベル帯のランク戦(ソロ/デュオ)で、このシステムの検出モデルをさらに厳格化します。なお、ほかのキューにおけるプレイについても評価を続け、必要に応じて調整を行っていきます。
最近名誉を付与したプレイヤーが、フレンド追加およびフレンド申請メニューに表示されるようになりました。一緒にプレイしていて楽しかったプレイヤーと、その後もプレイしていきやすいようにしたいと考えています!
新たなイベントミッションが登場します。ストーリーミッション「悪夢の季節」でイベントパスを進めましょう。このミッションは全プレイヤーが利用可能ですので、ぜひパーティーをお楽しみください!
皆さんからのフィードバックにお応えし、ミシッククロマアイコンの機能を標準化するアップデートを行います! 今後は、全ミシッククロマアイコンに以下の機能が用意されます。
パッチ12.20で変更の対象となるアイコン:
今回のミシックショップのローテーションでは、復活プレステージスキン2つとミシッククロマ1つが登場します。