MSI! MSI!
そうなんです。5月10日からのMid-Season Invitational 2022は、このパッチを利用して開催されるのです! 国際大会の舞台を整えるため、多種多様なチャンピオンに強化や弱体化を施すとともに、長らくお待たせしていたスウェインの中規模アップデートも行っています。また、ショーケースマイルストーンをはじめとするミシックコンテンツのさらなるアップデートも行われますので、以下で最新情報をご確認ください──それに伴って「プレステージ ルナーエクリプス セナ」などの「ルナーエクリプス」&「ソーラーエクリプス」スキンがリリースされるほか、わんぱくなはぐれ者チャンピオン2人も最新スキンで登場しています。
来月から応援するチームはもう決まっているでしょうか?
TFTのパッチノートはこちらをご覧ください。4月29日開幕のG&G Championshipに合わせて腕を磨く選手たちのために、今回は軽めの内容となっています!
中規模アップデート、全スキルに調整。
“ノクサス帝国元帥”がさらに威厳を増して帰ってきます──スウェインは最後に行われたミニリワーク以降、ボットレーンでは確かに名を揚げてきましたが、ノクサス軍の前線指揮官であるならば、ソロレーンでも敵の心に恐怖を植えつける存在であるべきでしょう。今回の中規模アップデートの狙いは、“自分の計画を遂行するためには他者に依存しなくてはならない”という現状を脱し、“優れた戦術家でありダークで悪魔的な外交家”という彼のテーマを復活させることにあります。
全スキルのマナコストが低減されているほか、行動妨害能力にも大きな変更が加えられています。味方が行動妨害効果を与えた敵を引き寄せることはできなくなりますが、Eでスネア効果を与えた敵を全員引き寄せられるようになったことで、狭い場所ではより恐ろしい存在感を発揮するはずです。これらの変更により、あらゆるポジションで“非情で戦略的な支配者”という彼のテーマを感じられるようになるはずです──「R – 魔帝戴冠」の発動中は特に。このスキルは敵から体力を吸収している限り、効果がずっと持続するようになりました。……犠牲はつきものなのです。
固有スキルのミィプのダメージ増加量が上昇。Wの基本最大回復量が増加。
“流離いの庇護者”はここ最近、庇護の必要性が高まりすぎており、簡単にはさすらえなくなっているようです。今回の変更によって、パートナーを助けることが容易になるだけでなく、レーンを放棄するマップ中をロームするメリットが高まるはずです。
Rのクールダウンがスキルレベルに応じて短縮されるように。
エズリアルはソロキューでも競技シーンにおいても片隅に追いやられているようです。そこで、試合が盛り上がる重要な瞬間にもっとアルティメットを放てるよう、使用頻度を高めることにしました。リコール場所にはくれぐれもご注意を……。
Wのチャンピオンからの体力回復量が増加。
最近のフィドルスティックスは試合中盤になると藁にも縋る状態になりがちです。そこで、試合が進むと防御ツールとしての影響力が低下していくWを強化することでカカシの生存性を高めます。
Wのスネア効果時間が増加、モンスターに対するダメージ低下効果を削除。Eのトラップのチャージ速度が上昇、モンスターに対するダメージ低下効果を削除。
ショーの披露を愛好するジンですが、最近はどうも良いパフォーマンスを発揮できていないようです。そこで、とくに前に出過ぎた敵を捕らえるといったシーンに焦点を当てる形で、彼がもっと自分の舞台を整えやすくなるよう強化を施しました。また、WとEによってジャングルキャンプをもっと素早くクリアできるようにしました。これでジャングルジンの勝率も44.44%になることでしょう!;)
基本体力が低下。
ジンクスは今シーズンを通して、ずっとボットレーンを支配してきました。そこで、終盤の大暴走を抑制する代わりに、序盤に敵からオールインされた際の脆弱性を再び高めることにしました。
固有スキル発動時の魔力反映率が上昇。Wの魔力反映率が低下。Rのシールドの魔力反映率が上昇。
ここ最近の魔力系カイ=サは、敵めがけて遠くからWを連打し、瞬間火力でもって倒してしまう傾向にあります。(ランダムミッド愛好家の皆さんには、今回の変更について予め謝っておきます──)そこで今回、彼女をこのパターンから遠ざけるとともに、“固有スキルを1回発動すること”に焦点を当てたいと考えました。これなら“攻撃速度を高めて繰り返し固有スキルを発動する”ことを中心とした攻撃力系ビルドとの違いを明確にできるはずです。これらの変更により、どの進化を優先したとしても各ステータスのメリットを十分に感じられるようになるほか、それぞれの特徴にあった方向のプレイがしやすくなることでしょう。
Qのシールドの魔力反映率が上昇。Eの魔力反映率が上昇。
パッチ11.24bで行われた固有スキルの弱体化以降、カサディンは目に見えて弱い状態が続いています。そこで常時有効な固有スキルではなく発動スキルを強化する形で、メイジへのカウンターとなるメイジという彼の強みを再び強調したいと思います。
固有スキルの移動速度がチャンピオンレベル6と11で増加するように。
モルデカイザーもトップレーンで苦戦しているようなので、この“鋼の魂奪者”の移動速度が再び増加するようにしました。この変更により、逃げる敵を追いかけやすくなるはずです。その姿はまるでマグネット! 鋼だけに、磁力で敵にピッタリとくっついて離れず……。まったく上手くいきませんでしたので、この辺にしておきます。
Wのクールダウンを短縮。Rの非チャージ時のノックアップ効果時間が増加、チャージ時の弾速とノックバック距離が増加、キャンセル時のクールダウンが短縮。
ポッピーのRの両方(チャージ時と非チャージ時)に調整を施し、英雄にふさわしいアルティメットスキルだと感じられるようにしました。また、Wの使用頻度が上がったことで、彼女の最大の強みである“ダッシュを持つチャンピオンに対する優位性”がさらに高まるはずです。
固有スキル氷結の鎧のタイマーがチャンピオンレベルに応じて短縮されるように。
セジュアニの強みは情け容赦のないエンゲージ能力にあるはずですが、終盤になると個々のポークや短い戦闘によって阻まれてしまうことが多く、その恐ろしさをほとんど発揮できていません。今回の変更で体勢を立て直しやすくなり、アイスボーンの栄光の下に突撃しやすくなるはずです。
Wの体力回復の魔力反映率が低下。
目下のところ、ソラカの中盤から終盤にかけての回復量は高すぎる状態にあり、Wを連打できる長めの戦闘ではとくにそれが顕著に現れてしまっています。そこで今回は、素直にその部分を弱体化することにしました。
Rのクールダウンを短縮。
サイラスはあらゆるスキルレベル帯で少し弱い状態が続いているため、鎖を少々ほどいてやることにしました。ただしレーン戦を強化するのではなく、彼のスキルの中でもっともエキサイティングでクリエイティブなアルティメットスキルの使用頻度を向上するという形で、です──これにより、カウンターピックとしての魅力も高まることでしょう。
レベルアップごとの攻撃力が上昇。
トリスターナは“試合時間とともにスケーリングしていく”という個性を失いつつあります。そこで、終盤のパワーをいくらか戻してやることにしました。これにより、序盤でのスノーボールを狙った「ヘイルブレード」を用いたオールイン”への依存度も低下することでしょう。
QとWの魔力反映率が上昇。
ヴェル=コズはかなり弱い状態にあるため、狙いすましたスキルショットを命中させた際のメリットを大幅に増加させることにしました。これにより、ミッドレーンにおいては対面相手をより効果的に“研究”できるようになるはずです(あるいは、サポートでもっとキルスティールできるようにもなるでしょう……冗談です)。
基本物理防御が上昇。
ブラッドミアはミッドレーンにおいてほとんどのスキルレベル帯でかなり強力な状態が続いていますが、プロシーンやトップレーンではしばらくの間姿を見せていません。序盤の耐久力を高めることで、近接攻撃ファイターを相手にした際にもっと効果的に殴り合いつつ体力を維持できるようになるはずです。
Qの基本ダメージが高スキルレベルで減少、クールダウンが高スキルレベルで延長。
ザヤの脅威ビルドはプロシーンでもソロキューでも圧倒的になってきており、レーン戦においてこのビルドでポークされると、残念ながら対抗策がほとんど存在しません。このビルドは最初にQのレベルを最大まで上げることが多いため、脅威ビルドにおけるそのメリットを少し低下させることにしました。
Eのスタン効果時間を延長。
この“超越魔神”は2022年シーズンを通して降下し続けているようです。“敵に接近されると弱い”というデザインになっているとはいえ、現在のスタン効果時間は迫ってくる敵から逃げるための手段としては少し短すぎるようです。そこで今回は、すべての距離で効果時間を増加させて最適な射程にポジショニングしやすくしたほか、遠距離から狙撃する満足感を高めることにしました。
QとRのマナコストが低下。
ゾーイはとてつもなく年を取っているかもしれませんが、ほかのメイジと違ってマナコストの問題を解消できるほどは成長できません。ゾーイはダメージ全振りのビルドになる傾向が強く、「女神の涙」との相乗効果が低いため、マナコストの低下によって手助けすることにしました。これはとくに、試合が進むほど何度もQを撃つ必要がある、レーン戦後のウェーブクリアに役立つはずです。
「ストップウォッチ」の合成先アイテムを持った状態で、さらに「ストップウォッチ」を所持する戦略はかなりうっとうしく、試合全体でぎこちない瞬間を生み出す要因となっているため、この選択肢を除外することにしました。
前回のパッチのマスターワークマイルストーンと同様、ショーケースのマイルストーンはイベントカプセルを購入することで、追加の報酬を獲得可能です。ただし、ショーケースのマイルストーンは一度しか完了できません。最初の発表以来、ショーケースマイルストーンには大幅な変更が行われています! 新たにリリースされたショーケースのコンテンツを入手するうえで、最適な方法になっています。
今後、パッチノートでショーケースマイルストーンの報酬コースについて詳細を記載することはありませんが、今回は初めてなので、システムの仕組みを含めてご紹介しておきます。また、ショーケースマイルストーンの導入を記念して、「蝕の騎士」の報酬は今後リリースされるショーケースよりも少しお得になっています。
プレステージ ルナーエクリプス セナは、蝕の騎士ショーケース期間中にミシックショップで125 MEで入手可能になります(奇遇ですが、エクリプス2022ショーケースのマイルストーンコースを完了すると、125 MEを受け取れます)。ショーケース期間が終了すると、このスキンはMEで直接購入することができなくなりますが、ロード画面ボーダー無しで戦利品ドロップとランダム合成のプールに追加されます。
導入前に行ったマスターワークマイルストーンの調整は、ミシックエッセンスの長期的なレートを少し下回っていました。そのため、前回のパッチで有効化されてから数時間後にマイルストーンの最終報酬を増量しましたが、変更を明確にしておくため、改めてここに記載しておきます。
これを受けて、このパッチではほかにもいくつか補填を行います。
ピルトーヴァーClashの2度目の週末のチーム結成は4月25日から可能になり、トーナメントは4月30日、5月1日に開催されます。
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。